青ちゃんのプライベート暮らし

3月25日(金)から3月30日(水)大地スプリングキャンプ

3月25日(金)

大地キャンプ史上最高の小1から中2までの子ども達を、青ちゃん夫妻と 若いガー君、ゆみちゃん、ゆうまくん)と最強5名のスタッフが迎え撃つキャンプが始まった。今回も、全て電気ガスを使わない竈と石窯だけの完全手作りオーガニック料理。食事用倉庫には、大地産無農薬コシヒカリ80キロ 長野県産強力粉と薄力粉それぞれ20キロ 大地保存用大根野菜類40キロ 生活クラブ調達調味料などがずらっと並び、竈や石窯 五右衛門風呂 焚き火コーナーには、たくさんの薪が用意された。マイクロバスとハイエースと軽トラも準備万全。まさに 今回も、食うために生きるか、生きるために食うか!!  そして 冬と春の世界を行き来する世界を楽しむキャンプとなる。

好天の中、午後到着。恒例の全員での調理が始まる。ご飯は三升五合を竈で炊き上げる。本日の夕食は 大地産のジャガイモのコロッケとキャベツの千切りとボルシチスープ。2時間の格闘の上、コロッケが70ヶ衣まで子ども達が作り上げた。大鍋いっぱいのボルシチスープ。竈で 70以上のコロッケを揚げ続け、夕方5時半、最高の夕食を野外のテーブルで頂いた。夕食後、薄暗くなったテーブルで、明日の昼食用のパンをこねた。まだ、大地の芝生広場には雪が残っているので、残念ながら、野外で眠ることはできなく、室内で遊び ホールでシュラフを敷いて、恒例のノンタン母さんのお話をたっぷり聞いて 9時就寝。

夕食;ポテトコロッケ ボルシチスープ 無農薬コシヒカリ 大地のりんご

3月26日(土)

予想通り 朝4時前から喜んで起き出す。うるさい!?ので、外へ遊べと言って追い出す!? 寒い中 喜んで冷え込んでいる外へ出て、ヘッドライト頼りにカードゲームや暗闇野球などで遊ぶ壮絶なエネルギーを持つ子ども達。5時半には中学生達が起きてきてパンの仕込みを始める。6時半すいとんの朝食。その後 薪運びや昼食、夕食 明日の食事の仕込み、石窯でのパン焼きを済ませ、焼きたてのパンと昨日のボルシチをバスに積み込み、恒例の廃業したスキー場跡へ、ソリバックカントリーの遠征に出かける。現地は、昨年に比べものにならない位の積雪2メートル。この頃から雨模様 しかも時々突風。それでも子ども達は ソリ遊び雪遊びに夢中。びしょびしょにおなり始めた頃に、約2キロのゲレンデをソリ滑り開始。もちろん、こんな場所は誰一人入り込んでいない場所。そこを 一気に滑り降りて行った。30分後、無事到着。びしょびしょになり、嵐の天候のため、昼食は大地へ戻る。大地は ほぼ小雨のち曇り。焼きたてのパンをほおばり、五右衛門風呂を沸かし、午後は 遊びながら交代で風呂をゆっくり楽しむ。

夕ご飯は、これまたとんでもない量のおでん。大量に保存されていた大根を基本に、こんにゃく  ちくわ  さつま揚げ  卵 昆布 を大鍋2つに分けて 前日煮込んで煮込んでおいた賜。最高のおでんを味わい、本日もまた室内で過ごし 8時半 お話ト友に就寝。

朝食:すいとん

昼食:石窯バケットパン ボルシチ

夕食;おでん(こんにゃく ちくわ さつまあげ 卵 昆布) 無農薬コシヒカリ 大地のり   んご

3月27日(日)

朝5時半から ソーセージ作り。冷え込みが厳しいほど、締まったソーセージができあがる。約6キロの挽肉を香辛料(もちろん 最高の天草の塩と無添加スパイス)と共にこね上げ 約20㌢ほどのソーセージを80本近く作り上げる。朝食後は 35㌢ほどのパンを、一人一人成形して作り上げる。石窯にパンを入れ、同時にできあがったばかりのソーセージを石窯の薪の炭火で焼き上げ、キャベツと共に、最高のロングホットドッグを作り上げ、青空の下で、最強の贅沢なホットドッグを味わった。手作り無添加ロングソーセージ、長野県産小麦粉石窯焼きパンのコラボホットドッグのお値段は1?

午後は 新たに12名の子ども達が合流。大地の日陰に残る雪の広場でたっぷり雪遊びで遊び混んだ。5時半過ぎまでひたすら遊んでいた。夕食は、午前中仕込んでくれた天ぷら。ちくわ かき揚げ 保存されていたカボチャ にんじんを4種類を、約2時間以上かけて竈で揚げ続けた。素晴らしい天ぷらが勢揃いした。まさに圧巻。これらを、中学生スタッフが、それぞれ盛り付け、素晴らしい天丼ができあがった。ニラ玉汁とのコンビは抜群であった。大地ホールにて、大勢の活気のもと、8時半就寝。

朝食:豚汁 納豆 卵 海苔 無農薬コシヒカリ

昼食:石窯パン 無添加手作りソーセージ キャベツによる ロングホットドッグ

夕食;天丼(ちくわ かき揚げ カボチャ にんじん) ニラ玉汁 大地のりんご

3月28日(月)

快晴の朝。5時起床と言っても、起きると普通に冷え込みの外へ出てきて、竈付近へ集まり、朝食の準備を見ている。毎朝 恒例のように、三升以上のご飯や味噌汁が、湯気を上げて竈にある光景。今朝は、朝食後には、四升以上の餅米が蒸かされておる。午後からは、海への遠征なので、持参するカレーやご飯作りの仕込みを行う。そして、11時過ぎから、2つの臼による餅つきが開始された。その場で丸められ、あんこや海苔醤油で、できたての餅を手でそのまま食べた。四升以上の餅米は、あっという間になくなlった。

午後は、シュラフマットコッヘルヘッドライトを持参して、海での一泊キャンプ。中学生先発隊が一足先に出かけ、7張りのテントを海岸に張ってくれた。小学生達は、海岸に着くと、全員で流木を集め、炊事用 暖房用 キャンプファイヤー用の薪を準備する。その後、海岸のあちこちで、砂遊び お城作り 野球 焚き火遊びなど、思い思いの遊びを満喫する。持参したカレーを焚き火で暖め  持参した暖かいご飯にかけてのカレーライスの夕食。食事作りに時間をかけるより、遠征した場所での遊びを優先するメニュー。ちなみに、明日の朝食は、カレーうどん。これまた、うどんを湯通しして、今晩の残り(カレー2回分準備してきた)のカレーをかけるだけ)こうして、遊びを優先する。

中学生達が なにやらノートや本をまとまって読んでいるので、覗いてみると ノートに、マインドマップやチャートが書いてある。想像 相手の気持ちを受け取る、否定と批判 反対の違い 調和する為に 相手の心の想像・・・・  これは面白い といろいし質問しtr盛り上がった。彼らの素晴らしさが理解でき 感動した・・・ これが 最後の夜に思わぬ展開となった・・・・・

美しい夕日を見ながらの夕食。そして、火を囲んでのキャンプファイヤーとおはなし会。今回は ガー君と青ちゃんがお話をした。青ちゃんのお話(三匹のくまのお話)の途中、パトカーがとおりかかり、昨年の夏の経験者が、叫んでお話が中断したが!?そして、小学生は、テントに潜り込み 、潮騒を聞きながら8時就寝。中学生及びスタッフは、テント外 星空を見ながらの通称野宿。

スタッフは 不審者警備など安全管理警備をかねて、野外での就寝。

もちろん、子ども達の期待に応えて!!! 明け方 パトカー来襲 2名の警官に青ちゃん逮捕!?される・・・・・・・・・・・

朝食:うどん

昼食:大地産無農薬餅米による餅つき 大地のりんご

夜:海にて カレーライス 大地のりんご

3月29日(火)

 

大地から離れてのキャンプでは、もちろんスタッフは、不眠不休の神経で子ども達の安全を図るので、どんな小さな物音や明かりに反応でき起きれる状態で夜を過ごす。ガー君と気のあったように、3時過ぎから前夜の焚き火に火をつけ、そこにゆうま君も加わり、そのまま3人でコーヒーを沸かして飲みながら、警備をかねて海の焚き火を楽しむ。そこへ、静かにライトをつけたクラウンが走り込んできて、しばらくこちらを伺っていた。予想通り、その後 警官が降りてきた。長年の経験から、ここはキャンプ禁止区域ではないし、マナー違反 アルコール騒ぎはしていない。ただ、年端もいかない小中学生達が、こんな時期に野宿をしているのが問題か!!?

「遠くから焚き火の明かりが見えたので心配してきました、現在 海岸パトロールの実施中です」 「今晩は ありがとうございます。皆さんのおかげで、安心して、子ども達がキャンプできます 感謝します。 バスにもありますように、こちらは長野県の大地というグループです・・・」「どうやら キャンプ慣れしているみたいですね(テントは整然と張り、備品類はきちんと整理されていた) 素晴らしいですね。この時期こんな時代に、こんなことができるなんて素晴らしい うらやましいですね・・・・・」

こんな会話がなされ 、青ちゃんは無罪放免された。子ども達は 熟睡していたので、こんな場面を見せられなくて残念であった。4時過ぎから 一人また一人と起きてきて、一人一人にスタッフは挨拶して、焚き火に迎え入れての朝。素晴らしい一時。6時半の朝食後は、焚き火を中心に、10時過ぎまで海岸で遊んだ。中学生は、一足先に大地へ戻り、片付け 昼食のおにぎりライブの準備。小学生は、12時に戻り、握りたてのおにぎりを頬張った。午後は、ウェアを着て雪遊びに出かけた。午後3時からは、五右衛門風呂を皆で交代で楽しむ。

最後の夜 最後の夕食は、初日の午前中に仕込んだちらし寿司の元(白崎裕子茶会レシピ)によるちらずしとニラ玉汁。海苔 錦糸卵 でんぷ 紅ショウガ など、それぞれ中学生が盛り付け お店を担当して、スタッフ 小学生がお客となり、夕食を楽しんだ。

ごちそうさまの最後に、青ちゃんが ジョークで 「本日の夕食のテーマは 感動と想像と批判と反対について・・・・」などと、中学生が喜びそうなことを適当に並べた。そうしたら、反応してくれて、そこから 熱い説明や討論が開始された。小学生達も巻き込んでの熱い時間が過ぎた。(小学生達が寝た後は、これは 中学生達だけで、機会を用意してあげようと決心した)

最後の夜は、星と流れ星の夜空を見ながらの恒例 大地の芝生広場での野宿。予想以上に冷え込みが厳しい。それでも、子ども達は、大喜びで9時には、お話を聞きながら就寝。流れ星がまたたいでいた。

一方、ガンガーでは、中学生とスタッフ達が、熱い討論を重ねていた。貧困格差 政治自治問題 に始まり、自分たちの学校のあり方、大人社会への彼らなりの見方、そして、自分の人生やあり方、涙を流しての自己表現 ・・・・ 彼らとこんな話ができるとは思ってもみなかった。この年齢にして、自分の意見 世界観を述べれる力に感動した。素晴らしい夜であった。

朝食:カレーうどん

昼食:握りたておにぎり 挽肉とニラの味噌スープ

夕食:ちらし寿司 大地のりんご

 

3月30日(水)

シュラフが凍るほどの冷え込んだ朝。3時には、スタッフが焚き火コーナーで、焚き火を開始。中学生が一人、暖まりにやってきた。その後、4時過ぎには、一人また一人とやってきて、5時過ぎには、ほとんど全員が、2つの焚き火を囲んで、暖まり、話し込んでいた。焚き火のお陰で、皆 家族のように近い存在になり、相手を認めていた。

朝食は、5色ご飯。取り立てのフキ味噌 ほうれん草 鳥のそぼろ 炒り卵 納豆を、炊きたてのご飯に、中学生達が、盛り付けてくれた。その後は、清掃片付け 荷物の整理をして、春の大地の周囲の散歩 雪遊びを楽しむ。最後の昼食は、たっぷりの焼きそばを、芝生の上で、春の暖かすぎる日差しを浴びながら楽しむ。午後12時半電車組は、バスに乗り 駅へ向かう。駅のホームには、大勢のリュックにマットを縛り付けた(こんな時期に どこでキャンプしてきたのかという姿)子ども達がわさわさと並んでいた。行く冬を惜しむかのように、賑やかな子ども達を見送った・・・・・

朝食;5食丼(鶏そぼろ ほうれん草 ふきみそ 炒り卵 納豆)

昼食:焼きそば 大地のりんご

のんたん母さんと青ちゃんの手。手先はひび割れ、指紋には、真っ黒に炭の跡が刷り込まれた。ひたすら、竈と薪に向き合い、全ての食事を、子ども達と共に、手作りと化学燃料を使わずに成し遂げた喜びと楽しみの象徴。

世界中の戦争 紛争の源は、エネルギーの奪い合いが発端。地球温暖化の弊害 手間暇を惜しみ、効率と経済優先、チャラい浅はかな喜びや快楽の追求、安っぽい見栄と物質的豊かさの追求、自分でやらずに、下請けに出す他力本願の精神、

本当に愉しいことは 決して楽なことではない

ライフワークとは 24時間寝ないでもやり続けたいほど自分自身が好きなこと 興味のあること、そして、それを自分がお金を払ってでもやらして欲しいこと、この2点を 自分の中に探してみよう

大地(野外教室 幼児教室)は、33年前 青ちゃん夫婦のライフワークから始まった。そして、現在も 公私共々 ライフワークに沿ったことを中心に人生を歩んでいる。