青ちゃんのプライベート暮らし

北アルプストレイルキャンプ7月28日(日)から8月2日(金)

7月28日(日)

キャンプ初日。午後2時には全員集合してオリエンテーションをすませ、いつものように食事の準備。夕食の中華丼の仕込み、そして、明日の登山の昼食のホットドッグ用のパン焼き(石窯) そして、ホットドッグのソーセージ作りと次々に仕込む。竈と石窯そして肉を手こねして羊腸に詰めて、うちわで風乾して、石窯で燻煙して作る無添加ソーセージと全て、ガス不使用で野外で作り上げた。明日の夕食のカレーの仕込みも行った。夕食は、中華丼と取り立ての野菜と信濃町産の親戚から頂いたトウモロコシ。夕食後は、虫除け用のオニヤンマ作りと盛り上がる。午後8時、お話を聴いて、芝生の上で就寝。

天気は、明日夕方から雨風の予報であり、山岳キャンプ泊は危険と判断して、早朝日帰りと決定。

7月29日(月)

 

早朝から竈でソーセージを焼いてホットドッグの昼食を作り、北アルプス唐松岳を目指して出発。登山口の黒菱平から、白馬三山の絶景を見て感激。その景色を堪能しながら八方尾根を登る。途中の八方池につく頃には、雲が動き始めて天気が予想通り下り坂傾向。それでもほぼ好天の中、登り続ける。雪渓もあり、涼しくて快適だが、予想以上に風が強くなる。唐松岳頂上まで残り1時間半の標高2430㍍の丸山ケルン到着。吹き飛ばされそうな立っていられないほどの強風の中、ホッドドッグを頬張りそのおいしさに感激。強風と小雨となり、登頂を断念して下山。標高を低くしていく中で天気も回復してきた。合計8時間ほど歩いた登山後無事下山。このまま大地へ戻ろうとしたが、地元の学校に通う子どもが面白い川があると言うことで案内してもらい寄り道。大きな石から真っ青な川へ飛び込み、川で遊んだりして大いに盛り上がった。登山と川遊びの贅沢な1日。

大地へ戻り夕食のカレーを食べ、天気を心配しながら野外で就寝。

 

7月30日(火)

明け方予想通り雨が降り始め、新築した車庫へ避難。山岳登山泊でなくて良かったと一安心。不安定な天候の中、朝食後、畑へ軽トラに乗り(全て畑への道は私道ですので、違反ではありません)、ジャガイモ掘りに出かける。このジャガイモは、明日フライドポテトにする予定)。その後 おにぎりを握り、雨模様の中を笹ヶ峰へ出かける。ここは雨が少ないところで有名だけに、予想通り標高1200㍍の高原は晴れていて快適で涼しい。ここで、ひたすら猿が周囲で遊ぶ中、野球やだるまさん転んだなどで、夕方までひたすら遊んだ。

夕方大地へ戻り、五右衛門風呂に入り、その後 焼きそば&お好み焼きの夕食。竈で大鍋いっぱいの焼きそばを焼き、大きなフライパンで巨大なお好み焼きを次々に焼き上げ、素晴らしい夕食となった。この頃から雨降りとなり、ガレージにシュラフを敷き、お話を聴きながら就寝。

7月31日(水)

夜半に降った雨も夜明け前には上がり、好天の朝を迎える。6時前には、皆で軽トラに乗り、朝の散歩に代わり、剪定の枝片付けを行う。朝食後は、本日の昼食作りのメインテーマ ハンバーガーとフライドポテトと豆乳ミルクシェイク作り。まず、生地を捏ね、寝かしている間にバーガーの中身の野菜等の準備。ほりたてのジャガイモをポテト用に切る。ついでに旗も作るパン生地は、それぞれ石窯で焼き上げる。見事に焼き上げたバンズを半分に切り、レタス トマト キュウリ 焼きたてタマネギソテー、そして生活クラブ3種のソース(マヨネーズ ケチャップ 関西濃厚ソース)をはさむ。竈では 大量のフライドポテトが生活クラブの油で揚げられている。200グラムを超えるハンバーガー昼食をたっぷり味わった。

午後は 川遊びにでかける。たっぷり遊んでいる間に、大きな骨をみつける。まさか人間の骨だったら大変だ!! と言うことで警察に電話。警察が来て、鑑識して見ると言うことで一件落着。その後、シカの骨だったと連絡がきて一安心。

夕食は、竈でたっぷりと揚げたてんぷらの山盛り天丼とスイカ。たっぷり作り食べ遊んだ1日であった。

8月1日(木)

朝2時半起床。北アルプスに続いて、飯縄登山。片道3時間弱の地元の本格登山。満天の星の中、眠気も覚めないまま、車に乗り込む。3時半、車中から道を歩く熊を見て、皆 一気に眠気が覚める。続いて、シカとも遭遇。緊張感の中、4時前には、ヘッドランプで登山開始。熊を見ただけに、皆 一弾となっておしゃべりしながら登る。美しい夜明けを感じながら登り、7時前には頂上へ。見事な雲海が広がる。そして 360度のパノラマ、真っ青な空。そして、数日前に登った唐松岳も見事に見える。富士山 北アルプス 八ヶ岳 槍穂高白馬 全てが見渡せる。トンボが飛び交い、秋的な頂上。昨日焼いたパンをホットサンドにしての朝食。あまりの快適さに、1時間本も頂上で過ごす。帰りの車内からは、再び可愛いバンビに遭遇。12時に大地に戻り、3食丼の昼食。

午後は、最後の夕食のピザパーティの準備。またまたピザ用の生地を捏ねる。今回のサヨナラ夕食パーティは、直径30㌢に及ぶピザを自分用に作り上げて食べること。それぞれ出来上がった生地を板に乗せて ビュッフェのように好きな具を乗せていく。トマト生地ソース タマネギ ピーマン しそ バジル シーチキン 大地ソーセージ 大地ベーコン トウモロコシ マヨネーズ チーズ・・・・・・・などが並んでいる中、それぞれ好きな物を乗せて自分流のピザを作り、石窯へ運ぶ。約2分で見事なピザが焼き上がる。それを、自分流にカッターで切り分ける。それぞれ見事な芸術的美しいピザが完成。そして アルゲンボトルに豆乳卵などを入れて、それぞれシェイクして、ミルクシェイク作り。素晴らしい夕食を楽しんだ。

その後は 暗くなるまで芝生でハンカチ落としで盛り上がる。くたくたになりながら、星を見て お話を聴いて8時半就寝。

8月2日(金)

最終日の朝、4時半には皆森へ入り、日常のクワガタカブトムシ探し。今回は 毎朝たっぷり捕まえている。朝5じ10分 大地からの美しい夜明けを堪能。そのまま、散歩朝食そして 大地の文庫祭で製作した手作り品からお土産を見つけて楽しむ。暑くなってきたので、そのまま川へ出かけ 11時半まで川遊び。戻って来て、大地名物流しそうめんを楽しむ。箸 直接口で ストローで  と奇想天外な流しそうめんをたっぷり楽しみ、電車時間ギリギリまで遊び続けて、午後1時無事解散。

1日目夕食 中華丼

2日目朝食 冷や汁  昼食 大地手作りソーセージホットドッグ 夕食 カレー

3日目朝食 カレースパゲティ 昼食 おにぎり 夕食 焼きそば&お好み焼き

4日目朝食ナットマキュウリ 昼食 ハンバーガーセット 夕食 天丼

5日目朝食 頂上にてホットサンド 昼食 3色丼 夕食 ピザパーティ

6日目朝食 なす味噌  昼食 流しそうめん

大地のキャンプの一番の特徴。竈や火で最高に美味しく、安心安全な食事をたっぷり自分たちでできるだけ作り味わう。電気ガス不使用そして全て野外で子どもたちが見える場所で作り上げる。調味料等は、ほとんど生活クラブを使用。

今回も、精米仕立ての大地産無農薬コシヒカリ 北海道産強力粉 薄力粉を使用した。新しいメニューとして、オリジナルピザ作り ハンバーガー作りを加えて、大好評。全ての食事が、野外で、自然エネルギーで作れることが少しでも子どもたち伝わればと願う。それが、間接的に世界平和に繋がる(エネルギーの奪い合いによる紛争)と願う。省エネルギーな暮らし。

豪雨 強風などの為、山岳テント泊は諦めたが、その分 2回の登山を味わう事ができた。川遊び そして 食事を作る楽しみ、テレビもゲームもスマホも最先端のテクノロジーがなくても、朝から晩まで着替えもせずに遊びほうける。おやつもなく3食を味わう。大地は、昭和20 30年代の暮らしが息づいている。そして 子どもたちの真の魂の喜びが溢れていると自負している。