青ちゃんのプライベート暮らし

8月4日(日)から8日(木)大地ベースキャンプ2

8月4日(日)

ベースキャンプ2開始。今回は 中学生高校生の参加者もおり、雰囲気が違う味わいがある。明日の海水浴に備えての恒例の仕込み調理が始まる。明日の海水浴昼食は、ホットドッグのため、早速パン生地をねり、石窯で焼き上げる。全て、大地のパンは石窯で子どもたちが焼き上げるので、参加者達は、達人並のうまさであり、毎回素晴らしいパンが出来上がる。夕食

8月5日(月)

早朝5時過ぎからテニスコートでは、テニスで賑わい、その後、ホットドッグ作り。昨日の焼き上げたパンに、大地特製自家製ソーセージやジャムを入れて作り、キュウリやトマトやトウモロコシやすいかを積み込み、新潟の日本海へ、7時には出発。9時から、午後3時過ぎまで、たっぷりと磯遊び、潜って魚を見たり捕まえたり、海水浴をたっぷり楽しむ。夕方5時過ぎにくたくたになって戻り、夕食。その後、蚊よけのオニヤンマを製作。8時ぐっすり就寝。

8月6日(火)

昨日の疲れを物ともせずに、本日は飯縄登山。昼食のおにぎり作り。それぞれ自分のおにぎりを握る。皆、それぞれ上手に握り、柿の葉に包んで自分のリュックに入れる。7時前には出発し、8時登山開始。通常3時間弱で登るコースだが、今回は中学生もいるので、トレラン並に 2時間を切り、1時間50分ぐらいでハードに登ろうと決めて登りはじめる。ちなみに、青ちゃんも一人で登ったときは、全力で1時間55分だった。(63歳の時) 運動部の中学生はさすがにどんどん登り、それにつられて、小学生の3、4年生の女の子達もついて行った。天気は曇りで、雲に覆われて視界は悪い中、結局 1時間50分ほどで、全員登った。さすが!!

頂上は、真っ白で雲に覆われ視界は悪い中、たくさんのトンボが飛んでいた。午後2時無事下山。大地へ戻った早々、休む暇もなく、パン練り、ジャガイモ 野菜切りなどの夕ご飯の準備。最近、大地名物になりつつある、ハンバーガー作り。トレイルキャンプ同様に石窯でバンズを焼き、それに、自分でソース 野菜などをはさんで作っていく。また、竈で 切ったジャガイモを油で揚げてのフライドポテト作り。更に、豆乳と卵でのシェイク作り。こうして、巨大なハンバーガーが完成。皆、大口を広げてかぶりついていた。

食後は、恒例の森へ行っての昆虫を捕まて過ごし、ヘットランプでのカードゲームなどを楽しんでいる。8時 これまた恒例のおはなしを聞きながら、野外で就寝。

8月7日(水)

早朝からテニスで朝が始まった。海 登山と連続でハードに過ごしたので、午前中は、畑仕事をしたり、昼食の準備をしたり、虫を探しにいったりして、ゆったりと過ごす。早めにお昼をすませ、暑いので、川遊びに出発。川は予想以上に寒く快適で、2時間ほどたっぷり遊ぶ。

最後の夜の夕食は、餃子パーティ。150ヶの餃子を皆でわいわい言いながら作った。中学生達が、竈でフライパンで餃子を焼き上げた。火力調整が竈だけに難しい中、見事に焼き上げてくれた。中華スープそしてデザートのフルーツポンチをたっぷり食べての豪華な夕食が終了した。

8月8日(木)

最終日の朝。大地の保護者のお寺へ6時に出かけて、朝の法要に臨席させて頂く。皆、それぞれ正座でお経を聴き、それぞれの木魚を叩いて一緒に念仏を唱えたり。美しい庭園や蓮の花を見たりして過ごす。7時半過ぎには戻り朝食。その後は、畑で麦の刈り取り。

最後の昼食は、大地特製手打ち蕎麦と天ぷら。2キロのそば粉を練り上げての手打ち蕎麦。更に、竈では、たっぷりの野菜の天ぷらが揚げられる。たっぷりの蕎麦と天ぷらを、これ以上食べられないというほど、お腹いっぱい食べてもらった。

1日目夕食 なす豚丼

2日目朝食 冷や汁  昼食 ホットドッグ  夕食 チキンカレー

3日目朝食 カレースパゲティ 昼食 おにぎり 夕食 ハンバーガー フライドポテト

4日目朝食 ナットマキュウリ 昼食 やきそば 夕食 餃子パーティ 中華スープ フルーツポンチ

5日目朝食 冷や汁 昼食 ざるそば 天ぷら

今回のキャンプは、中高生(皆 幼児の時から参加している超ベテラン)が参加しているので、小学生はそのエネルギーに誘導されて、少人数でありながら、充実した内容で楽しんだ。海に山にと2日連続で行動した。中1日休養日にしたいと当初計画していたが、中高生達が、過去の歴史で、ハードな登山などが一番印象的で、またやってみたいという希望があり、今回は、飯縄登山を、中高生達がトレラン風に、どれだけのタイムで走って自分なりに登ろうということになった。競争ではなく、自分の限界に挑戦。それに引っ張られ、小学生達も、青ちゃんの過去超えるほど超えるほどの登山をしてしまった。やはり、子どもたち同士の相互エネルギーは凄い!!

大地の誇る食事も、季節の夏野菜を連日たっぷり使い、更に美味しく丁寧に、しかも子どもたちの力で、特に 石窯を子どもたちが使い、パンなどを完璧に楽しめるようになった。食べる楽しさは、自分達で作る過程から更に生まれるだろう。そして、竈や石窯など、自分達の目の前でできあがっていく過程をダイレクトに見ることができる魅力がある。しかも、子どもなりに、格段のおいしさを実感している。

大人が作れば、短時間で準備や片付けもスムースに展開できる。子どもたちが作るには、まな板包丁などの備品のそれぞれの準備から、素材や過程もグループ毎に仕分けしたり、量や数の設定などの環境設定が必要である。これが、仕事であるが、全てにおいて、子どもたちが自然に自分達で主体的に作り上げている自覚を持てるように、子どもたちの性格や気質や雰囲気を考えて、柔軟に臨機応変に、陰ながら事前環境設定をして、その場になったら、自由に楽しく子どもたちが動けるように考えておくのが、真の教育の重要なポイントだと、大地は考えている