青ちゃんのプライベート暮らし
9月16日(祝)夏休み初日 日本百名山 甲武信ヶ岳登山
9月16日
夏休み初日? 雨模様が心配される中、昨日作ったパンやおにぎりを持参して、川上村毛木平駐車場へ6時着。3男がレタスアルバイトでお世話になった家庭に林檎の土産を届けたが、この家が、登山口のお隣とは驚き。
千曲川源流への登山ルートは、まさにコケルート。そして 水入らずの黄金ルート。今回は、妻の誕生祝いも兼ねているので、その美しさ、まさに妖精の世界を歩いているような登山である。おいしい千曲川の源流の水を飲みながらの登山。苔むした世界は美しい・・・・ が、百名山は甘くない。3時間半ほどで 千曲川源流着。走行距離四キロ。一ヶ月前、野外教室で 青ちゃんだけここに登って来た。更に、甲武信ヶ岳はここから1時間 一キロ。この登りがきつかった。さすがに稜線までの登りは、妻がへたばったが、午前11時半 無事登頂。昨日作ったサンドイッチとホットドッグを味わい満喫した。この頃から雨がパラパラ。12時下山開始。13時、千曲川源流の水でコーヒーを湧かし、至福の一杯。14時半、雨が本格的になり上下カッパ着用。しかも 恐怖の雷。土砂降りの雨の中、16時無事下山。下山と同時に青空が見え、常宿の東屋で 着替えて、スイカを頬張って慰労。
往復10キロ 標高差1000メートルはさすがにきつかった。先日の妙高でさえ 往復7,6キロだった。夏休みなのに、あえて 汗と雨でびしょびしょになり、ヘトヘトになる辛い休みを送るのか!? 大変な体験の後は、見える物質的精神的世界が違うからである。だから 努力する 一歩一歩積み上げる 自分を律して頑張って行く、歯を食いしばって頑張る過程の後には、素晴らしい世界が広がるから、それを見たさに行くのである。
いつもなら、ここでの登山の後は、この東屋にシュラフを敷いて野宿するのが定番なのだが、今回は、そこは、妻の誕生日であり夏休み。清里にある清泉寮の新館に直行。会員割引き(関心のある方は とっておきの情報を教えます) で、スイートの部屋、そして 有名なオーガニックな食事付きの新館宿泊ができます。噂通りの新館は、一流ホテル並みの木造そしてセンス良い建物調度品。我々の部屋も、全て無垢の木材、暖炉つき。標高1500メートルなので、冷房はなし。その代わり、暖炉に火を入れ、至福の時間を過ごす。もちろん、夕食は、さすが清泉寮の食事!! 高原野菜のサラダからメインディッシュからデザートなど、ジャジー乳製品などで素晴らしい。
足の疲れもピーク 早朝からの歩きで疲労もピークであったが、暖炉の火に包まれながら、持参した星野道夫の本を読み、八ヶ岳の湧き水の大浴場につかったりしながら、登山の後の素晴らしい世界を満喫した。