青ちゃんのプライベート暮らし
12月24日(火)から30日(月)大地ウィンターキャンプ
12月24日(火)
12月20日(金)大地スタッフ ガー君に第三子誕生!! 予定より早い出産のため、育休突入。青ちゃん ノンタン母さん 現役キャンプスタッフとして復帰!!!
ウィンターキャンプ初日。中高生7名 小2 1名 の計8名が、第一陣で到着。2時過ぎには、カレー150人前、炊き込みご飯40人前 ご飯三升の仕込みを野外で行う。その後、屋根に登り雪おろしでたっぷり汗をかいた後、4時過ぎからそり かまくら作りなどの雪遊びに出かける。連日の大雪で、積雪は50㌢を超えて、雪遊びにはたっぷり。そして、真っ暗になる5時半過ぎまで戻ってこなかった。小1ぐらいから来ている常連だけに、小さいときと全く変わらずに、暗くなるまで延延と遊び続け、こちらが声をかけるまで、帰ってこないのは変わらない。
夕食のカレーをたっぷり食べ、その後 5キロのパンを練って、明日の食事に備える。もちろん、パンは 明日石窯で焼く。ボードゲームやトランプなどを9時過ぎまで楽しみ、恒例のお話を聴いて眠る。中高生も、相変わらず、ノンタン母さんのお話を楽しみにしている。
12月25日(水)
早朝から 中学生達が昨晩のパン生地の成形。非常に手際よく、しかもうまい!! 豚汁ご飯の朝食後、外へ出て仕込み。
外で野菜を切ったりしてから、好天の中、たっぷりの雪でかまくらを作ったり、ソリ遊びをたっぷりし続ける。昼食前には、石窯で見事なパンを焼き上げ、雪の中で、カレースープと焼きたてのパンを味わう。午後も、ひたすら雪遊び。そして、2時には、大勢の子どもたちが元気に到着。
大勢の子どもたちが雪の中に集合。ソリ遊び かまくら作り 雪合戦と大地のフィールドにカラフルなウェアが散らばり、歓声が上がり続けている。今晩も、暗くなるまで遊び続けていた。
大地の食堂は、溢れんばかりの子どもで埋め尽くされ、お釜での炊き込みご飯とワンタンスープで熱気ムンムン。四升近いご飯がどんどん食べ尽くされていく。
クリスマスなので、青ちゃん特製タルトタタンが食後のケーキに登場。(大地産林檎 豆乳 アーモンドプードル などで薪ストーブで焼く)。食後の皿洗い 掃除などは グループ対抗ジャンケンで決まる。
食後は、名前覚えゲーム 二種で大いに盛り上がる。9時 ノンタン母さんのお話で就寝。
12月26日(木)
朝6時半起床。本日は 鼻見城趾登山ダウンヒルそり滑りのため、7時には朝食。昨日焼き上げたパンを薪ストーブの上でトースト。8時半出発。
大地から5年生以上は登山口まで歩く。ここで低学年と合流して登山開始。約1時間かけて到着。毎年恒例の登山である。頂上ではたっぷりの雪に恵まれて、ここでも、雪合戦 ソリ滑りなどをたっぷり楽しみ、11時過ぎにダウンヒル開始。豪快に登山道をソリで下り降りる。その後 田んぼを下り、崖をおり、午後1時、空腹そしてびしょ濡れになりながら大地へ戻り、そのまま野外で、熱々のすいとんを食べる。
昼食後ぱんを捏ねてから、再び疲れをものともせずに、野外で雪遊び。
夕食は、野外で焚き火を囲み、バターライスとボルシチ(焚き火の上に大鍋で煮立っている)を食す。かまくらの中で食べる子どもたちも。
更に遊びは続く。そりでナイトツアー開始。林道を滑り降り、森を下り、畑へ出て、ここで雪合戦やソリボーをたっぷり楽しむ。ヘットライトナイターでの雪遊び。
大地へ戻り、ネコとネズミ、同時声出しゲーム おもちゃのちゃちゃちゃゲームなど四種類のゲームで、昨晩に引き続き 大いに盛り上がる。本日は くたくたに疲れ 8時半就寝。
トピックス!! 鼻見城趾へ行く途中、中学生達が走って登山口へ向かった。その後に続いた小学生達が、道ばたの家からおばさんが出て来て、こっぴどく叱られ、責任者を呼んでこい と言われたらしい。どうやら、つららに雪玉を投げて落とし、それがガラスにあたり、そのまま逃げたという事らしい。中学生達に確認して、全員連れて謝りに戻った。つららを落とした事は認めたが、雪玉を投げてガラスに当てた覚えはないと本人達は言っているが(おばさんに会いに行く前に)、定かではないが、おばさんは、当てて逃げたと主張しているらしい。 おばさんに会い、こちらは神対応で話しを聴くと、ガラスは割れていないが、ガラスにあたり、そのまま逃げた(走っているので 逃げたように見えたらしい)、つららは自然な物なので取るのはおかしい、責任者引率者が同伴していない(すぐ前に先導しているし、幼稚園生のようにぴったりと大地では引率しない)。あなたたちがこんなことをすると、この責任者もこんな風に謝らなくてはならない(当然 いつもそれが当たり前だと思っている)更に、後続の小学生が、責任者に名前を伝えるために、お名前を聞いたところ、人に名前を聞くときは、まず自分の名前を名乗ってから、相手の名前を聞くく事がマナーだと、小学生相手に言い含めた などと主張してきた。おっしゃる通りです、ご指導ありがとうございます、皆で頭を下げて相手に満足して頂いた。
つららは、どこの子どもでも魅力的であり、ロマン溢れる産物である。特に、雪のない子どもたちにとっては。 子どものいたずらは、いつも悪気があるのではなく、子供心のファンタジーの中で、やっちまった 後先考えずにやらかし!! 事がほとんど。それが子ども。子どもは 小さな大人ではなく、あくまで子ども。小さい頃から管理して、小さな大人を作る、マナーも常識も自己管理も主張も考えも立派な大人像を子どもに求めるのではなく、メルヘンとファンタジーで、今を生きる子ども時代を保証する事が、大地の子どもたちへのコンセプトであり基本理念である。いろいろないたずらややっちまった!! ことを積み重ねながら、大人になっていく過程、この子ども時代、どんな伝記や本を読んでも、魅力的な大人の子ども時代は、面白いエピソードで溢れている。決して、管理されたり小さな大人像を求められたりしていない。子どもの悪気のない偶発的ないたずらを微笑みを持って、更に自分の子ども時代を思い出しながら(自分もこどもだったら、所詮 こどもだった)、寛容な大人でありたい。
12月27日(金)
朝6時半起床。10㌢ほど積もった雪に中、散歩に出かける。木に咲いた雪の花が美しい。しみわたった雪の世界を歩いて行くと、ぼんやりした日の出を見ることができた。帰ってきて、朝食用のパンを石窯で焼く光景を見ながら食欲が増す。
焼きたて石窯直送のパンは、本当に美味しい。毎日パンにしてほしいという要望多数!!
昼ご飯用のうどん作りを高学年中心に行う。粉をまぶす 捻る 寝かせる の作業を行いながら、2時間ほどかけて、素晴らしい麺を作り上げた。昼食は、素晴らしいうどんを味わう。
午後も、豊富な雪遊びをし続ける。同時に、五右衛門風呂を焚き上げ、2時から5時まで、交代で風呂を楽しむ。
五右衛門風呂で温まりながら、裸でソリ滑りを楽しむ子どもたち続出!!
夕ご飯は、鶏つみれの入った鍋を野外で楽しみ、その後は、再びナイターソリ 崖滑り、そして 雪合戦 更に 雪上ネコとネズミ 雪上ハンカチ落とし と8時過ぎまで盛り上がる。
結局、朝9時から夜8時まで、すっと外で過ごす。夏とほとんど変わらない。
終日外遊びをしているのに、自分達でつくったかまくらで寝たいと言うので、9時前にかまくらへ行って就寝。
12月28日(土)
恒例の朝の散歩。サンクゼールのレストランの葡萄畑の急斜面につくと、いつの間にかソリを持参している中学生。この斜面を朝からソリボーで滑り降りて行った。つららを食べたり、犬の散歩をしたりして、大地へ戻り、三食丼の朝食を食べる。
朝食後は、今日は 小学生が昼食用のパン作りを行う。2人一組でパンを練り、発酵の間、ソリ遊びや雪遊びを楽しみながら、昼食に備える。昼食には、石窯の回りに全員集まり、焼き上がったパンからそれぞれ受け取り、雪の中で昼食を味わう。
昼食後、初めての室内休憩。連日の終日外遊びの続く中、初めて、午後室内に入る。それぞれ、あちこちでトランプやオセロなどで静かに遊んでいる。
午後5時から夕食。カレーラースだが、五升近くのご飯があっという間に終わる。その後、恒例のまたまたナイトソリ滑りツアー。ボブスレー顔負けの林道を滑り降り、パノラマ畑ゲレンデへ。田舎の民家の明かりが美しい。ここでもヘッドライト頼りに、ソリ滑り 雪合戦 ソリジャンプなどで盛り上がる。そして、帰り道寄り道をして田んぼを回る。あぜ道をソリで滑りながら、ふわふわの雪へジャンプ。そして、雪の上に倒れて空を見上げたら、美しい星空。皆で寝転んで星空を見上げる。そして、雪の上に人型。これも面白くなり、次々に田んぼへ飛び込んでいった。気がつくと8時。中学生は、一足先に、明日の朝食用のパンの仕込みに戻っている。この時間まで 極寒の中、遊び続ける子どもたち。8時半に戻り、そのまま就寝。
12月29日(日)
本日も6時から散歩。またまた朝からソリボーで滑っている。帰ってきて、今日は、石窯がある東屋へ行き、朝日を見ながら、焼きたてのパンの朝食。朝食後、室内一息温まり、外へ出て昼の餅つきの準備をしながら、雪遊びを楽しむ。
今日の昼食は餅つき。大地産無農薬餅米が四升用意される。皆で交代で餅をつき、突き上がった餅から、その場で、手にして、きな粉 あんこ 醤油などで次々に頬張る。最後は、お雑煮用の汁に、餅を入れて、熱々のお雑煮を食べる。本日もマイナスの気温。
昼食後は、ソリを持ってツアーに出かける。大地の急斜面を滑り降り、田んぼを横切り、林を登り、斜面や土手を滑り、雪合戦、雪玉作りなど、寒さを物ともせずにひたすら遊ぶ。夕方、大地へ戻り、大雪になる中、大地のスロープで、ソリ滑りチョコレート獲りや雪上お菓子探しなどで、暗くなるまで盛り上がった。
寒さの中、恒例の最終日ディナー。石窯豆腐ハンバーグとおでん。本来、暖かい室内でのディナーになるのだが、今回は、冬でも外で食べることが続いているので、この大雪のの寒さの中で開催。おでんの熱さが身に染みて美味しい。この環境で盛り上がって食べる光景は、たぶん大地だけだろう。雪の中に映える明かりと子どもたちの声は、幻想的である。
夕食後は、大地の室内で、伝言ゲームやゴキブリじゃんけんで、室内レクレーションがおおいに盛り上がった。最後に、青ちゃん特製石窯カボチャケーキで締めくくられた。最後の夜も、お話を聴きながら就寝。
12月30日(月)
ピアノ好きの子どもが、早朝から大地音楽堂でピアノを弾き、大地に響き渡る
中学生 朝6時に厨房集合して、ソーセージ材料(豚二度挽き挽肉 塩 砂糖 ブラックペッパー セージ オールスパイス)をマイナスの寒さの中で練るため、野外へ。手が凍るため、交代で薪ストーブに温めに来たり、お湯で温めたりしながら、練り上げる。30分後、厨房で、ソーセージを作る。その後、恒例のパン練り。昼食用のソーセージぐるぐるパンの仕込みをする。
小学生達も、好天の朝を迎え、極寒の中散歩に出かける。この冬最高の冷え込み。道路はスケートリンク並みの氷で、皆滑っている。このキャンプ一番の美しい朝日、青空を見ることができた。戻って来て、そのまま、ガンガーで焼きそば朝食を食べる。朝食後は、自分の荷物をまとめてから、外で最後の雪遊び。中学生は、一足遅れて朝食を済ませ、その後、大地の室内を幼稚園仕様に戻すのを手伝ってくれた。
中学生が作ったソーセージを薪ストーブの前で乾かし、そして石窯で燻煙して、竈でゆであげ、絶品のソーセージが出来上がった
出来上がったソーセージにパン生地を巻き付け、大地特製のぐるぐるソーセージパンを作り、炭火で焼いて食べた。今回は、チーズ入りちくわも加えた。とびきりうまいソーセージであった。皆、これなら、もう2,3 本は食べれると言っていた。
こうして、無事 午後1時26分の電車で牟礼駅を、ほとんどの子どもたちが帰っていった。
大地キャンプ食事メニュー計画書。
自称日本一の食事!! スイッチ一つ つまみ一つで、暖かい室内で作れる食事だったらどんなに楽だろう。マイナス10度近い朝、お湯で水道を溶かし、水を出し、竈や石窯に火をおこし、米やパンを焼く。スタッフは、それぞれ上下5枚以上の重ね着をして、朝から夜までほとんど外で子どもたちと遊び、調理して過ごし、ほぼ、食べる為に動いている。当初、昼食以外は、全部室内で食べる予定が、逆に、朝食夕食共に、室内で食べた数が4回ほどであった。春や夏とそう変わりないほどの食事環境であった。子どもたちが言ってくれている。「大地のご飯は美味しい」「毎日 パンでもいい」「こんなにパンが出たのは初めてだ」「最高に美味しいご飯だ」とか。
それはそうだろう。準備 野菜切り 洗い などの仕込み パン捏ね 成形など、全てにおいて、君たちが関わっているのだから。そして、食べる環境も、自然の中、こぼしてもごちゃごちゃ言われない、お話たっぷりしながらでも楽しい、家庭では味わえない環境(寒さも雪降りも間近 身近 一体)がある。そして、手間暇究極の手作りそして、青山家で作るのと同じように、美味しい物を追求して同じように作り上げようとしているノンタン母さんメニュー。冬の薪ストーブ稼働時しか作らない青ちゃん特製スイーツ(今回は タルトタタンとカボチャケーキ 共に豆乳仕様)
もちろん 大地産無農薬米(今回40キロ) 北海道産強力粉(今回30キロ) そこに大地産無農薬手作り味噌 大地産野菜と不足分は近所の家を回って野菜を調達、調味料は ほとんど生活クラブ と素材は安心安全のものを備えた。
何よりも、薪 竈 火 煙 全てが 自然エネルギーで賄ってきている。子どもたちは、たぶんまだ理解できないだろう。いつの日にか、こんな美味しい物が、電気やガスを使わなくても作れることに気づいてくれるだろう。それには、竈や薪が必要だという物質的な物ではなく、何が一番必要か?
大地の食事は ご飯とおかず一品 パンとおかず一品しかない。最終日のディナーを除いて。そんなシンプルなのに、最高に美味しいと言ってくれる子どもたち。
今回は ガー君が育休であり、しかも 大勢の子どもたちの参加であり、アルバイトも臨時スタッフもいなかった。青ちゃん夫婦は、創業時に戻り、この7日間に全てを尽くそうと覚悟を決めて臨んだ。ただ違うのは、夜寝るときは、モッチー(大地保護者スタッフ)に宿直をお願いする事(創業時からガー君が来るまでは、寝食共に全て一緒)。朝の食事準備 散歩 雪遊びからナイトツアー 室内レクレーションまで、全てを共にした。しかも、今回は 大雪に恵まれた上に、寒さも半端でなく、天候も 雪の日が多かった分、子どもたちは大喜びであった。まさに、創業時の天候そのものであった。青ちゃんのほとんどの仕事は、あちこちの火をつけ、火で調理しての食事の提供。そして、より魅力的で大地でしかできない遊びを計画引率する事。しかも、スキー場やマニュアルにある遊びではなく、ほとんど 遊び道具は、そりやシャベルだけで、どれだけ毎日楽しめるか。それは 生活そのものである。料理も片付けも全てが、大地の遊びのプログラム。料理の仕込み パン練り ソーセージやうどん作り 全て生活の必需品が 遊びのプログラムになっていること。皮むき 包丁の使い方に始まり、ソリ遊びも一級品の腕前になっている。毎日やっていることだから。そんな暮らし自体を、全て遊びに取り込むシンプルさ そこに 本当の豊かなキャンプの真髄があると感じる。
今回は、中学生が三分の一を占めていた。それも 奇跡的に 皆純粋でしかも好奇心旺盛で意欲的、料理も掃除も遊びも、どうしてこんなに楽しんで創意工夫して、バリバリやるのだろうという集団になっていた。食べる量も半端ではなく、その分、膨大なエネルギーで、何でもこなしてくれた。本当に楽しく感謝である。
夫婦共々、大きな達成感と満足感と充実感を味わった。本当に楽しいことは決して楽なことではない まだまだいける!! 青ちゃん夫婦!!
29日の朝食は 石窯パン。発酵場所の手違いと時間調整の失敗で、発酵不足のため、うまく焼き上げられなかった。それを気にしてか、ノンタン母さんは、玄関入り口で滑って転倒。お尻と後頭部を打ち、大事には至らなかったが、しばらく休んでいた。子どもたちに、あんなパンを出してしまい申し訳無いと涙を流していた。
その夜、2階から夜のレクレーションに向かうため、青ちゃんはいそいで階段を降りていく途中、足を滑らせ、足とお尻を打ち転倒。大事には至らなかったが、2人でその夜は あちこちに湿布を貼って治療。翌朝もまあ大丈夫であったが、やはり転倒の影響は、あちこちに残っているが、これも、子どもたちの代わりに引き受けたと思い、子どもたちが無事に帰り安堵している。
何よりも、無事にキャンプ終了。お手伝いしてくれたヨッシー モッチー そして子どもたち、そして ノンタン母さんに 深く感謝したい。