7月22日(火) 9時40分発 頭から水をかぶって出発。
スタートして30分後30度を超える暑さの中、急坂を押して登る。丘の頂きには11時着。
途中途中で水をかぶりながら走る。黒姫にて湧き水をかぶる。
杉野沢着12時半。昼食を食べてから川で泳いで身体を冷やす。
野尻湖を望む。5合目付近
午後2時、いよいよ11キロの急坂のヒルクライム開始。押す 走る の繰り返し。5時40分 9合目付近で雷ガなりはじめ、あたりが急激に暗くなる。雨がポツポツ降り出す。
午後6時笹ヶ峰の牧場芝生内到着。ついに登り切る。全員 定休日のレストランの軒下にゴールした瞬間、雷と夕立が、祝福するように、降り出す。
軒下レストランを作り、雨に染まる美しい緑の世界を見ながら、持参したカレーとごはんでの夕食を味わう。この頃には、夕立が止み、美しい夕日と 夕焼けになる。
夕食後、遊歩道マウンテンバイクツーリングをして、午後7時 美しい池に到着。ここの東屋にて、午後7時半には、シュラフに入り、すぐに眠るについた。
7月23日【水)
大地お気に入りの池。残雪の金山や焼山が美しい。池にはもやがやってきて、空には、星が消えていく午前4時前。この美しさは、およそ60年前から変わらない。妖精の住む世界である。4時半には、疲れも見せずに、元気に起きてきて、池の淵に腰をおろし、無言で佇んでいる。本当に美しい!!
午前6時、池の淵で、持参したパンとジャムと昨日の残りのカレーでの朝食。朝日が昇り、輝く美しさとなる。
午前7時、朝の光に見送られて、マウンテンバイクツーリングに出かける。こちらも、押す 走る の繰り返しを楽しみながら、でこぼこ道を走る。
美しい乙見湖に到着。湖面に鏡のように山々が映る。水は澄んだ青。
午前8時。いよいよダウンヒルスタート。登りに4時間かかったコースを50分で走り終えてきた。
8時50分、杉野沢到着。川に飛び込み、泳ぎまくる。
キッチンカーが現れる。トウモロコシ、お花のジュース かき氷を味わう。保護者の皆さんに感謝!
10時 猛烈な暑さの中、大地へ向けて出発。帰りも水をかぶりながら走る。残り5キロ地点で、初めての前輪パンク。転倒して、足に名誉の負傷。5分でチューブを入れ替えて、すぐに元気に出発。
12時半。大地の最後の苦しい急坂を登り切る。無事、全員完走。祝おめでとう。昼食後は、ゆったりと大地で遊んだり、クワガタやカブトを捕まえたり、流しそうめんの竹を切ったり、水の五右衛門風呂に入ったりして過ごす。
夕食は お好み焼きパーティを十分楽しむ。またまた雷とにわか雨が登場する。
午後7時半おはなしを聞いて、車庫にて就寝。
7月24日(木)
朝3時半起床。ヒルクライムの疲れも見せずに、飯綱登山に出発。文字通り トライアスロンキャンプの仕上げ。4時半登山開始。7時半山頂着。標高1917メートル。
午前9時40分無事下山。
下山口近くに住む子どもの家に寄り道。スイカ割りやかき氷などでお祝いして頂く。
12時半、大地へ戻り、自分達で作った竹のそうめん台で、流しそうめんを楽しむ。凄いものが 次々に流れてきて盛り上がって、キャンプ無事終了。
片道30キロ 標高差800㍍を登り、後半の急坂は12キロ続く妙高笹ヶ峰への自転車ヒルクライム。真夏の猛暑、1年生 2 3 4 5 6年生がそれぞれ一人ずつの6名がこの過酷な自転車の旅に参加。シュラフ マット コッヘル 水 ヘッドライト 着替え着替え(長袖長ズボン) 雨具 昼食 のみを持参して 一泊野宿の旅。
年長 一年生の体力は、50歳の大人と同等と言われている。メンタルさえ安定すれば、持続は可能。その通り、自転車ヒルクライムでは、二年生の女の子は、大人と引けを取らない力を発揮して、周囲を驚かせた。
世界での戦争による避難や逃避行などでは、乳幼児達が、過酷な悲惨な環境の中を歩いている姿を見かける。人間は、生きる為には、その環境に応じて想像を絶する力を発揮する。それを引き出すのは、体力ではなく、メンタルであるだろう。この気持ち 目に見えない力 子どもの中にあるこの潜在的な力を楽しく引き出すことこそが、大人達の力量であると思う。中高生などは、明確な目標や目的の為に前進するが、幼い子どもや低学年は、今に生きる、この瞬間に生きているので、全力でこの瞬間最大パフォーマンスを発揮しやすい。この力を使えば、大人顔負けのことをしてくれる。但し、持続力は劣るので、そこを上手くコントロールしてあげる事が重要である。
子どもたちのこの力は、筆では言い表せず、保護者の皆さんにも言葉では、言い表せないもどかしさがある。
理解するとすれば、大人が、同じように、笹ヶ峰の坂を、猛暑の中、たとえ30分だけでも、自転車で登って見れば体感できるであろう。
次の目標は 日本最高峰のレース乗鞍岳3000㍍ヒルクライムのコースに挑戦する事である!!