青ちゃんのプライベート暮らし
8月15日(月)~20日(土)娘を訪ねて北アルプス裏銀座高天原温泉
8月15日(月)富山県登山口折立前泊テントキャンプ
※ 3日目、雨の中、3脚のカメラを引っ掛けて転倒。それ以前の画像が消えてしまい、写真は3日目からになります。
午後12時半雨降りの中、富山折立へ、一般道直江津糸魚川を通って、ゆっくりドライブしながら折立へ向かう。午後5時折立着。天気が悪いのが幸いして、駐車場スペースが1割ほど残っていたので無事駐車してテント泊。今回、人生初めてのテントなし山小屋泊まり。荷物がないと喜んでいたのだが、娘からのリクエストでスイカが欲しいという願いのい答え、スイカ2玉、リンゴ6個 ズッキーニ2個、それらを入れて、軽く20キロオーバー。テントのほうが軽い荷物となった。天気予報や周囲のテント仲間は、明日は雨という話であり、明日は雨の中、荷物を運ぶ覚悟。テントはここだけなので、長座布団や炊飯器や毛布などを準備して、炊き立てごはんやナス、カレー、卵料理などを楽しみ、7時半就寝。真夜中、満点の星となり、明日の天気に期待。
8月16日(火)
快晴の予感。朝4時起床。炊飯器で炊き立てごはん、卵かけ、ナス焼き、味噌汁など、家庭の朝食をたっぷり食べ、5時出発。さすがに荷物が重く、30分ほどで汗が噴き出す。しかし、日頃のトレーニングとヨガのおかげで絶好調に距離を稼ぎ、3角点を過ぎるあたりから、薬師岳などの絶景とお花畑が広がる。素晴らしい快晴。9時太郎平小屋到着。画像がないのが残念だが、周囲すべて見渡せるほどのパノラマ絶景。薬師、水晶、鷲羽 北鎌尾根 黒部五郎などがすべて見渡せる。しかし、30分ほどで霧がまいてきた。ラッキー。10時、娘のいる薬師沢小屋へ出発。天気も快晴で、急坂を下り、湿原を通り、12時半到着。黒部川の源流沿いだけに、渓流の音、吊り橋、水の流れが素晴らしい。久しぶりに娘と再会。スイカ、大好物のリンゴ、ズッキーニを並べる。3日前に誕生日だったので、妻は、リュックから昨日焼いたケーキやお菓子などを出して並べた。ゆっくり話し、娘は3時から仕事。こちらは、川で遊んだり洗濯したり、お茶を飲んだり、小屋(個室を準備してもらった)でゆっくりしたり。夕食は、小屋のスタッフ娘を含めて4人と一緒に頂いた。賄いメニューだけに、素晴らしい食事、家庭ろ変わらない多種類のメニューが並び、ここが山小屋だとは思えない。布団に入り、9時就寝。
8月17日(水)
朝4時起床。曇り空。今日は、日本最奥の温泉、高天原温泉(山荘)を目指す。昨年長男の恋人ハッチが働いていた場所。川沿いルートをとるか急坂ルートをとるかの選択だったが、1時間短い川ルートを選択。朝食をたっぷり食べ、6時出発。雨が降り出す。鎖場、はしご、それに河原のゴロゴロした大きな石を超えていく。雨が降っているので滑りやすいし、マイナーコースなので人も少なく、目印を薄い。妻は必死に滑らないように歩き、2時間後ようやく河原から離れ、山への急登。妻は、昨日の夕方コーヒーを飲んだせいで、ほとんど寝れなかったのと予想以上の険しいコースへの恐怖で、急坂で珍しく、後ろ向き気分になり、暗い気分が漂う。雨も激しい中、歩くしかないので、ゆっくりと歩く。日本最奥の秘湯はやはり簡単にはいかない。そして、ようやく12時、高天原山荘に到着。雨もほとんど止み、ほっとサンドとチキンラーメン(今回の定番昼食)を食べたあたりから、妻も回復。山小屋でしばらく休んでから、歩いて20分ほどの秘湯へ出かける。もちろん登山靴でしか行けない登山コースを歩き、沢に出ると、乳濁色の見事な露天風呂が4つ。女性用は、よしずが巻かれている。ここでゆっくりお風呂。登山途中で温泉、そして布団で眠れる山小屋。何と贅沢か。さすがに2日間歩きとおしたご褒美か。たっぷりお湯を楽しんだ頃から天気が回復。素晴らしい水晶岳や赤牛岳、薬師岳、そして夕焼けや日の入りの絶景を湿原でたっぷり楽しんだり、お話しや読書も楽しんだ。夕食を済ませ、7時ぐっすりと就寝。
8月18日(木)
妻もぐっすり眠れ、朝5時の朝食をたっぷり食べる。天気曇り空。ほとんどの登山者は5時半から6時ごろ出発という登山の定番の中、我々は、5時半に再び温泉へ。その前に竜晶池という神秘的な場所で朝のエネルギーを感じてから、温泉へ。誰もいないのを幸い、野湯という露天風呂を2人で楽しむ。7時過ぎ、予想通り、朝の仕事を終えた山小屋スタッフが温泉へやってくる。この小屋も娘のグループ系列小屋なので、娘の知り合いでもあるので安心。朝の贅沢を楽しんだ後、7時半出発。天気が良いので、あえて今度は雲ノ平経由ロング、そして急な下りコースを選択。たっぷり急坂を汗をかきながら登り、雲ノ平11時着。日本最後の楽園と呼ばれる標高2600メートル前後に広がるこの広大な場所(湿原や高原は)、水晶岳 鷲羽岳、黒部五郎岳、祖父岳 祖母岳などに囲まれ、奥日本庭園、ギリシャ庭園 奥スイス庭園などと呼ばれているエリアがたくさんある。4年前にも来ているが、何度来ても素晴らしい。幸運にも、ここまでは天気に恵まれていたが、着いた途端、雨が降り出し、今回の山行で、本格的な雨降りとなる。そして、ゴロゴロ岩を2時間下る恐怖の急坂下り。雨の中、慎重に神経を使いながら、下る。午後2時無事娘のいる薬師沢小屋到着。同時に、アカデミーの子供たちや家族が全員いるのに驚き。悪天候のなか、娘に会いに来てくださったらしい。しかも、誕生パーティまでしてくださったらしい。未満児の子は雨の中、お母さんの背中で、8時間の道のりを、年中児や年長児も1泊2日かけてきてくれた。すごいことだ。夕食は、山小屋の半分はアカデミー家族。個室2つに分かれ、まさに大地。夕食後、子供たちも疲れ、7時過ぎには就寝。娘やスタッフと最後の夕食を楽しみ、9時ごろまで話して就寝。娘は、素晴らしい仲間と環境に囲まれ、幸せな日々を送っていることに安心そして感激した。
8月19日(金)
4時起床。大地アカデミー家族は元気に起きて5時朝食を食べてから、6時出発。今日は下山するので、9時間にも及ぶ行程である。天気も幸いして、元気に出発。彼ら家族なら、この行程も大丈夫だろう。我々は、娘たちと朝食を済ませ、ゆっくりして7時過ぎに出発。急坂を登り、太郎平に9時半着。大地アカデミーも素晴らしいペースで、ほぼ同時刻前後に着いていた。素晴らしい。ここで早い昼食を済ませ、我々夫婦は先に出発。帰りは荷物が軽いので、高山植物図鑑を片手に、お花をたっぷり楽しんで下山。ちょっと雨がぱらつき始めたが、カッパのお世話にならず、1時過ぎ無事下山。アカデミーも、無事2時20分ごろ下山。素晴らしいの一言。この裏銀座では、幼児は、まったく見なかった。さすが大地の子供たち。
我々夫婦は、定番の奥飛騨温泉郷へ向かい、打ち上げの温泉旅館へチェックイン。この夏休み最後の慰労を楽しんだ。内風呂1 貸し切り露天風呂4 のある民宿で垢をたっぷり流して、素晴らしい手作りの夕食を頂き、そして温泉に浸かり, 本を読んだり絵葉書を書いたり、お話しをしたり。部屋や露天風呂からは、錫杖岳や笠ヶ岳が望め、反対側には焼岳が見える絶好の場所。4年前に泊まった民宿は、すぐ隣だった。ふんわりの布団で10時就寝。
8月20日(土)
朝やはり4時に目が覚めてしまう。朝の露天風呂、日の出とともに錫杖岳が光に染まってくる。風呂上りに散歩していると、焼岳が目に飛び込んできた。天気快晴。朝食後、今日は、安曇野経由でゆっくりドライブをしていこうと決めていたが、天気のすばらしさに流され、20年ぶりに、隣の乗鞍岳3000メートルの頂上を目指そうと決定して、パンとカップラーメンを買い込み、急遽登山準備。3000メートル登山といっても、バスで標高2800メートル前後まで運んでくれる。登山ベース地点畳平に10時40分着。下界の快晴とはうって変わって、霧雨、ガス、そして売店にはストーブが焚かれていた。頂上まで90分。途中から横殴りの雨に変わり、この山行一番の厳しい登山となる。こうなると、おまけで来た登山なのに、こうした結末になることがおかしくなった。さすが、やはりこうならなくちゃ面白くない。午後1時乗鞍山頂。嵐なので、5秒位の滞在で下山。途中の小屋の脇でお湯を沸かし、ラーメンとパンの非常昼食。そして、車の置いてある場所までバスで下山。天気j快晴。こうも違うものか。安房トンネルを超えて、松本明科信州新町を超え、長野市内の夕食のお店に入ったのは6時前。高速を使わずに奥飛騨温泉郷から長野まで一般道で3時間。たっぷり夕食を食べ、午後8時大地着。無事帰宅できた。最高の怒涛の夏休み終了と思いきや、明後日22日から1泊2日で17名のお話し合宿が大地で始まる。楽しみだ。