私たちは、人工的、科学的環境、大人主導の利益から子供たちを守ります.特に、メディア(テレビ・ビデオ・げーむ・携帯・スマホ等)を乳幼児期・児童期には遠ざけます。

私たちは、環境破壊、汚染、心の汚染から子供たちを守ります。大人の合理性、利便性、快適性などは、子どもの幸せと反比例すると考えます。よって、不便・手間暇かかる教育を楽しみます。

私たちは、現在、将来にわたって、子供の心身の健康を脅かす危険性のある教育環境を断固拒否します。この里山の環境を美しくいつまでも守り維持し、体験教育を楽しんでいきます。

私たちは、子供の健全育成を視点に、子供に媚をうることなく、本当に納得するものだけを提供し、子供の将来にわたっての、心身の健康と豊かさを追求していきます。早期教育・IT教育・メディア教育ではなく、聞く話すを基本に、絵本・おはなし・わらべうたを十分愉しみます。

幼児期が人生をきめる。幼児が社会を変える。

0歳~7歳までに育まれた心が、35歳から42歳までの心のあり方に反映されるとしたら、あなたは、幼児にどんな教育を与えますか?

幼児教育 それはを育てることです。

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今から35年前、3歳の幼児と初めて手をつないだときのあの暖かさが 私の人生を変えた。そして、今でも、その暖かさと笑顔が、大地にあふれている。

ほんの一瞬の手をつないだ時の暖かさが、幼児の世界に私を導いてくれた。ひとりでも多くの暖かさに出会いたくて、まだ未開拓であった男性保育士への道を歩み始めた。

初めて自分の目指す勉強をした。初めてピアノに触れた。おむつを替えた。ミルクをあげた。おんぶをした。3歳未満児の保育園で乳児と過ごした。

都会の保育園で初めて小学校へ子供を送り出した。長野に来て保育園につとめ、通算 5年間保育で子供たちと様々な世界で出会った。でも、どこかで 自分らしくなかった。子供時代の自分でなかった。子供にすまなかった。子供の生きる世界、環境を危惧していた。そして、自分の人生も。

いつの間にか、自分の生まれ育った、そして遊んだ山に立っていた。ここに、自分で、自分が幼児に戻れたら入園したい幼稚園を作ろうと。子供にとって最高の環境に満ちた世界を作ろうと。

5年間しか社会で勤務していないサラリーマン上がりの若造に資金も信用もあるわけがない。ましては、少子化、田舎、不便、過疎地域、市場調査しても、幼児は少ない。こんな最悪な周囲からのありがたいアドバイスの中、1本の杭を打った瞬間は、忘れられない。

俺が幼児だったら、絶対ここで遊びたい、この自然の中でわくわく過ごせるんだから、そして、毎日、そんな妖精たちに出会えるんだから。

それから毎日、ショベルカーで造成して、妖精の姿をこの地にイメージしながら、土地をならした。平らになった地面に、多くのの妖精たちが笑顔で立っているのが確  実に私には見えた。そして、この妖精たちが嬉々として過ごす建物が見えた。

大地を望む妖精たちがこの空間を彷徨っていることを感じながら、2年間、釘などをうち続け、ほぼ自力で、大地が生まれた。

開園を決めて、秋にチラシを配った。リンゴが実り、紅葉が見事だった。大地はようやく床、壁、ができたばかりで、天井や玄関はなく、ブルーシートが張られ、外部には、遊具の一つもなかった。

天井を張りながら、問い合わせの電話の鳴るのを待った。地図も書いたので、見学者を待った。 初日は1件電話がなった。それは、職員の募集の問い合わせだけであった。

翌日、見学者が来た。何だ、何にもない山奥だなと言って帰っていった。その翌日は、車が入ってきた。車が汚れるからここは舗装にした方がいいな、ジャングルジムや滑り台は作らないんですか、などと言って帰っていった。

釘を打つペースは顕著に衰えていったが、真の妖精たちは彷徨い、励ましの声が私には聞こえた。そして、2週間後、全くの反応なしにかなり落ち込んで現場にいたとき、畑の向こうから大人の声が聞こえた。気持ちいいね、もう1度私が子供だったら、こんな所ですごしたいなあ。

1993年、4月、真新しいホールに私の横に8名の妖精が佇んでいた。もちろん、あの時、気持ちよいと叫んでくれたお母さんの妖精もいた。

大地に入室される子供達のほとんどの両親は、まず、大地に足を一歩踏み入れると気持ちの良い歓声を上げてくれます。どちらが、入室当事者なのかとほほえましくなります。この事例においては、そのご両親が、同じような環境で育ったことが多いように思われます。

このことは、0歳から7歳までの心のあり方は、35歳から42歳位までに反映される、つまり、子育て世代のお父さん、お母さんの育児の姿勢、理念、方法は、自分が受けたことが反映されると言うことではないでしょうか。

それだけに、人生、人間の基礎、脳細胞組織を形成する幼児期は、大学4年間よりも、重く、心、まなざし、人間的愛情、そして、お金もかける時期ではないでしょうか。

その時期にそれにふさわしいことをやっておくことが、子育ての基本です。本来やらなければならないときに、それにふさわしいことを怠った場合、将来修正するには、膨大なエネルギーと時間がかかるでしょう。それは、子育てにおいては、悔やみきれないことです。

このコーナーは、そうならないためにも、まず、敵を知れと言うとおり、幼児とはいったいなんぞや をキーワードに、幼児の本性を探り、それを伸ばすことに必要なことを行い、それを阻害するものを削除していくうえでの手引きになればと願います。

さあ、このページを開くとともに、あなたの育自が、スタートし、そして、孫育てが始まるのです。

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はじめに

(このページ前項です。)

第1章 7歳までの子どもってどんななの?
第2章 7歳までの子どもにふさわしい世界は?
第3章 大地の四季の流れに沿う子ども達
第4章 幼児と里山の暮らし
終わりに