青ちゃんのプライベート暮らし

3月24日(金)~27日(月)根子岳バックカントリーキャンプ

3月24日(金)

明日は天気が良さそうなので、根子岳登山に決定。朝早いので、東京から前泊組が、午後6時半に到着。スキー スキー靴等の準備を済ませてから、前キャンプの子どもたちが用意してくれたカレーライスの夕飯。その後、トランプやカードゲームをしばらくした後、午後8時、じっくり1時間近くお話を聞いて就寝。

3月25日(土)

年中児から小5までの12名が根子岳に挑戦。朝4時半起床。カレーラーメンをたっぷり食べ、5時半出発。ゴルフ場の入り口を、スキーなどをパッキングして7時発。いきなり、林でかもしかに遭遇。幸先いいスタートを切る。スキーを担ぐ姿はまさにバックカントリー。たぶん、この年齢でこの山を登る子どもたちは、まずいないだろう。素晴らしい朝日と美しい雪景色。たぶん、最高の日となるだろう。北アルプス全景、霞、雲、早朝ならではの誰もいない世界を歩く幻想的な世界。歩き始めて2時間。6合目あたりから、前後の差が出始める。スキーやスキー靴の重さ自体は大したことはないが、その不安定さ、担ぎにくさは、けっこう身体に応えるが、それよりもこの登山自体が、精一杯かもしれない。8合目付近で、差がぐんと広がったので、後続組は、ここで荷物を下ろし、水だけ持って頂上を目指す。歩き始めて4時間、とうとうスキーを担いだ組が到着。15分ぐらい遅れて、荷物なし組が、ほとんど差なく到着。2217メートルの根子岳登頂全員成功!!  大地現役年中児は、スキーを担いでの登頂。誰よりも早かった。たぶん記録となるだろう。素晴らしい新雪のある大パノラマの景色の中、カレーホットサンドを味わう。

午後1時、いよいよスキー靴に履き替え、スキー装着。颯爽と滑り降りる、そして、時々パウダーを滑る山スキーの醍醐味を味わおう!! と意気こんだが・・・・・

ゲレンデと自然の山岳環境の違い(根子岳山頂からも、雪上車が2往復してゲレンデと全く同じ状態にしてあるのだが)に感覚的に戸惑い、皆思うように滑れずに戸惑っている。大地年中児を先頭にして、皆、ゆっくり滑り降りた。その距離約4キロ。大地OB達は、大人と一緒にコース外のバックカントリー新雪コースに飛んでいった。

 

反省!! 根子岳の登山だけでも子ども達には十分であった。それだけ、美しく登りがいのある環境であった。そこをスキーで登るには、大人でも普通の人でも精一杯か。夏山登山での体力や気力 ましてや、そこを滑降してくるには、十分なスキー技術が必要だったかもしれない。そして、山岳環境とゲレンデ環境の違いへの対応など。これらの事をしっかり考慮しなければならなかった。しかしながら、、そこを子ども達が、ほとんど登り切った事は凄いことであった。今回は、スキー自体よりも、根子岳登山が大いにメインで十分堪能した瞬間であった。

午後3時無事下山。大地に戻ると、皆雪焼けで凄い顔。カレーチーズドリアをたっぷり食べ、お話を聞いて午後8時就寝

3月26日(日)

朝から小雨交じりの肌寒い日となる。昨日はなんてラッキーな天気だったか。昨日の疲れも見せずに朝5時半起床。納豆豆腐ねばねば丼の朝食の後、薪運びを行い、雪がちらつく中、大地の日陰ゲレンデでたっぷりそり遊びを楽しむ。昼食は、大人気のカレーホットサンド。午後は、室内でしばらく身体を温めた後、薪運びをしておやつを食べたり、約2時間以上かかって、大人のいないところで、完璧に五右衛門風呂を火を焚いた。夕食は、カレースパゲティ。その前後に五右衛門風呂でたっぷり暖まった。疲れが見えてきたので、午後7時半シュラフに入り、お話を聞いて30分ほどで全員就寝。

3月27日(月)

今日も朝から小雨やみぞれが降り続く。起きてすぐに荷物をまとめてからの朝食。その後、ろうそく作りを楽しむ。蜜蝋ろうそくは、芯に浸してじっくりと太くしていった。他は、色をつけながらの色キャンドル。肌寒い中で、素敵なろうそくをたくさん作り上げた。その後、広大なリンゴ畑の中を、軽トラの荷台に乗り降りしながら薪を集め、運び、大地の薪小屋で下ろして、皆で薪を積み上げた。なんと言っても、軽トラの荷台が面白いらしい。広大なリンゴ畑の中なので、道路交通法には違反していない乗車である。もちろん細心の注意を払っての遊びである。子ども達の服は労働でどろどろ。お昼はカレーうどんをたっぷり食べて、12時45分牟礼駅。各自切符を購入して、13時4分。地元の子ども達に見送られて電車は去って行った。このキャンプ期間中は天候は不安定であったが、根子岳登山の日だけは、ドンピシャで天候に恵まれた。先週の飯綱登山といい、根子岳といい、その景色の美しさ、自然の美しさ、冬山の神秘さを、天気を見方につけての幸運なひとときであった。