青ちゃんのプライベート暮らし

8月28日(月)乗鞍岳自転車ヒルクライム&徒歩3000㍍登山

8月28日(月)日本最高地点自転車ヒルクライム

この週末は、夏のエネルギー全開で過ごした。土曜日は、野外教室の下見で、日本海へ抜ける関川沿いの自転車ルートを探索。見事に、よく大地の海水浴で楽しむ海岸へ抜ける道を発見。ついでに、上越で一番おいしいと評判の笹餅屋で蒸かし立ての笹餅を手に入れることができ、それを頬張りながら海岸で読書三昧。

日曜日は、好天に恵まれ、根子岳を大地の親子でたっぷり8時間登山を楽しんだ。そして振替休みの月曜日。まだ身体が健在だったので、朝3時半、と言っても巷では深夜かも知れない。自転車と雨具、そしてサンドイッチとラーメンを背負い、飛騨山脈の3000㍍乗鞍岳自転車ヒルクライムレースに参戦するため(日本最高峰乗鞍ヒルクライムレースは、昨日日曜日開催)、野外教室の相棒ユウスケ氏と出かける。スタート地点5時半着。天気は予想に反して晴れ。美しい朝日が昇る。冷え込む中、ラーメン、バナナ、そして笹餅を食べ、6時15分、標高差1000㍍、距離13キロ、標高2850㍍を目指し、自転車ヒルクライムスタート。実は、ヒルクライムレースでは無く、今月の野外教室の自転車の下見を兼ねているのだが、すぐに熱くなる2人の如く、今回のお試しとなる。アスリートのユウスケ氏は、その血が騒ぎ、レースの参考タイムを聞いて、スタートしてすぐに、青ちゃんの視界から消えた。青ちゃんは、スタートしてすぐに昨日の登山の疲労を足にすぐに感じながらも、憧れの乗鞍ヒルクライムに挑戦している自分に喜びを感じながら、絶対に降りないぞと誓い、ひたすら一漕ぎ一漕ぎして高度を上げた。久しぶりに背水の陣を感じながらの未知への挑戦、自分との戦いであった。

美しい乗鞍、槍ヶ岳穂高連峰の光景を2600㍍地点で見た時は、思わず涙が流れた。そして雪渓、こんな山岳地帯に自転車でいることが異次元の世界のように感じた。ユウスケ氏に遅れること20分、無事8時にヒルクライム完登。飛騨山脈を乗り越えるトップ、長野県と岐阜県の県境に立った。太ももはパンパンで足は自転車疲労であったが、ここまできたら、やはり乗鞍山頂オーバー3000㍍を目指すでしょう!!!

と言うことで、登山靴ではなく、自転車専用ブーツ、登山ヘルメットではなく自転車ヘルメット、自転車手袋、そして雨具の出で立ちで、本格的登山の人々に混ざって、3000㍍登山開始。アスリートのユウスケ氏は、どんどんサミットを目指し進む中、青ちゃんは、どういうわけか、失礼だが周囲の70歳台の方々にどんどん抜かれていく歩み。全く足があがらず、一歩一歩の赤ちゃんのような歩みで、ようやく乗鞍山頂を踏むことが出来た、登頂10時。今年の北岳に続いての3000㍍制覇。それも自転車で。

12時半、自転車で下山開始。もったいなくて、ゆっくりゆっくり山岳景色を堪能しながら自転車を走らす。涙が出るくらい感動しながらの下山。無事1時半スタート地点に戻ることが出来た。その後温泉でゆっくりと保養し、ユウスケ氏と妻と3人で祝宴をあげ、8時半、自宅に戻った途端、そのままベッドに倒れ込み就寝。

久しぶりに自分の限界に挑めた週末。一度は噂に聞いていた乗鞍ヒルクライム、自転車乗りの憧れ。