青ちゃんのプライベート暮らし

10月1日(日)~2日(月)南アルプス2座仙丈ヶ岳甲斐駒ヶ岳連破

10月1日(日)

先週は、幼稚園の様々な楽しい行事が土曜日まで続き、大エネルギーが必要な南アルプス3000㍍級2座連続登山への気持ちがなかなか寸前まで向かなかったが、行事の充実感と満足感、そして、好天予報と紅葉情報により、俄然、土曜日の午後からその気分になった。あっという間に夫婦で登山準備、食料準備を終えて、当日朝3時起床。満点の星空の中、伊那谷の仙琉荘に5時半到着。南アルプス林道バスに乗り換え、登山口の北沢峠に6時半到着。紅葉の美しく小川の流れる絶好のキャンプ場に到着し、ここにすぐにテント設営。朝食を食べて、7時半、いよいよ3033㍍仙丈ヶ岳へ向かう。木の間に美しい紅葉が広がり、期待を膨らませる。天気は最高。雲一つ無い青空が広がる。五合目に10時着。息をのむ光景が広がった。パッチワークのように緑の絨毯に、赤 黄 オレンジの紅葉がふわふわ浮き立っている光景。正面には小仙丈ヶ岳の山頂。振り返ると、南アルプスの女王 明日登る甲斐駒ヶ岳。隣には、昨年登った鳳凰三山のオベリスク。その隣には富士山、そして、飛び抜けているのが、今夏登った日本第2位 白峰三山の北岳。浅間山、八ヶ岳 北アルプス 穂高 槍 妙高 先日自転車で超えた乗鞍3000㍍、野外教室の歴史を全て顧みれる光景が広がった。仙仗の素晴らしさは、この開かれた光景を楽しみながら、3000㍍まで連れて行ってくれることだ。妻は、ウキウキしながらこの光景を味わいながら、3033㍍に無事、12時に到着した。精神的 心の充足感 芸術感が圧倒的に味わえる山であった。やはり、秋の登山は、心にたくさんの色合いを、紅葉のそれのように描き出してくれるようだ。富士山を見ながらゆっくりと昼食を味わい、下山。名残惜しいぐらいの紅葉の渓谷や山々を眺めながら、無事キャンプ場に15時下山。ゆっくりと夕食を素晴らしいキャンプ地で味わいながら、青ちゃんは真っ先に、シュラフに潜り込み、午後5時50分就寝。ちなみに、今朝キャンプ地に着いた時の気温は0度。登山道にはたくさんの霜柱が着いていた。就寝時は、暖かくなり、明日の朝の予想気温は9度らしい。しかも、午後から雨。明日の甲斐駒ヶ岳は、同様早朝登山、お昼帰りを予想。

10月2日(月)

夜中の星空はなく、予想通り天気は曇りか。朝3時起床。4時一張りテント撤収。4時半、暗い中、暖かいラーメンを味わう。妻は、35年前に甲斐駒ヶ岳に一緒に登っているので、今日は、キャンプ地で優雅に読書を楽しむ予定。5時、3人で甲斐駒ヶ岳へ出発。真っ暗なので、ヘッドライト頼りに、道に迷いながらも進む。見事な朝焼けを楽しみながらも、富士山や北岳 鳳凰三山も見えている。もちろん、甲斐駒ヶ岳山頂 摩利支天も見えている。ガスらないうちに山頂を目指す。と言っても、2967㍍南アルプスの女王:甲斐駒ヶ岳。その勇姿が目の前にそびえ立つ。予想に反して、青空はないが、パノラマは良好。富士山はずっと見えている。昨日登った仙丈ヶ岳をくっきり。7時半頂上直下。直登コースと迂回コース選択の場所。もちろん直登コースを選ぶ。小4のユウスケ氏の子供は、もちろん当然の如く連行。「クライムオン」と言いながら、上級者の登る岩をボルダリングを楽しむ気分で登っていく。すごい!! ハラハラドキドキの連続を無事超えて、8時無事登頂!!。百名山2日連続2座制覇。小4の子供と一緒に。大パノラマを味わい、冷たい風のなか、恒例のほっとサンドとリンゴを味わい、8時40分下山開始。慎重に下山を続け、妻の待つテントへ無事11時10分到着。ここで、優雅に、ほっおさんどとコーヒーやお菓子で、2日間の登頂の感動と満足感に浸る。小川の流れる音、紅葉の景色が感動を更に深めてくれた。心も体も大満足の2日間であった。それにしても、あの紅葉の美しさは、忘れがたいものであった。本当に出かけて良かった週末であった。

3000㍍級を縦走するのではなく、2座続けて登る気力と体力。キャンプ地を中心に2つ登れるので、荷物は、ほとんど空身で登れる利点がある今回の登山。重いキャンプ道具も食料も、バスから降りて10分少々歩くだけのサイト。キャンプも登山も両方味わえる絶好の場所だけに、お勧め出来るスポットである。