青ちゃんのプライベート暮らし

3月25日(日)から30日(金)大地スプリングキャンプ

3月25日(日)

春の好天が続くと予想される天気の中、12名の子どもたちが、午後2時に牟礼駅に降り立った。今回は、車庫に荷物を入れて、テントと小さなログハウスに分かれて野外で生活することにする。到着してから、皆でレクレーションゲームをして楽しみ、夕方から、うどん作りを楽しむ。製麺機を使ったり、竃に火をつけたりして楽しむ。夜は、青ちゃんとノンタン母さんが、分かれてそれぞれおはなしをたっぷりして、午後8時には、眠りにつく。

3月26日(月)

朝5時起床。寒さに震えながら焚き火にあたる。日の出に合わせて、本日登る飯綱山を見に散歩に出かけ、6時の日の出を拝む。午前7時過ぎには、登山口に向かい、8時登山開始。まだたっぷりの雪を踏みしめ、登る。1時間後、駒つなぎ到着。順調に登り、最大の難所のロープを頼って登る急坂を、足許の悪い中、無事通過、硯岩に午前8時半到着。それから、絶好のパノラマを眺めながら、真っ白い世界をひたすら登り、11時9合目到着。浅間山、富士山 北アルプスなど、全てが見渡せる。まだまだ冬を思わせる一面真っ白い世界。頂上には11時半到着。暖かいシチューやパン、リンゴ、かき氷などを頂上で楽しみ、午後12時半下山開始。待望のお尻すべりを楽しみながら、あっという間に、2時無事下山となる。大地に戻り、濡れたものを干してから、すぐに、待望のごえもん風呂を焚く。ふきを大量にとってきてから、竃で天ぷらを揚げる。その間、たっぷりとごえもん風呂を楽しみ、その後天丼をたらふく食べる。夜は、同様におはなしを楽しみながら、午後7時半には眠りについた。

3月27日(火)

5時半起床。寒さの中、たき火にあたり、大地の丘から6時に上がる日の井を拝む。朝食前に、海に持っていくカレー4食分を皆で作る。朝食後は、パン作り。酵母を発酵させ、生地を練り、2次発酵までさせてから、石窯の火を焚いてからその中に入れる。30分後、見事な石窯パンが完成。昼食後、海へ出発。海岸にシートを敷いて、野宿地完成。着替えて海へ飛び込むがすぐにその冷たさに悲鳴を上げて火にあたる。流木のたき火は、最高に暖かい。海岸でたっぷり遊び、夕食を夕日を見ながら食べ、暗くなってから、シシャモやちくわの串刺しバーベキューを楽しんだ。午後、7時半。潮騒を聞きながら、半月と星空の下で眠る。

3月28日(水)

5時起床。元気にシュラフから起きる。昨晩、パトロールの警官がシュラフにくるまって寝ている顔を照らし職務質問したらしい。この時期、ここで野宿したり泳いでキャンプしたりする子供たちはもちろん皆無だろう。キャンプ中と言ったら納得したらしい。

流木のたき火にあたりながら、6時の日の出を拝む。午前中は、砂遊び、温かくなってから海遊び、ごろごろしたりして、海岸でゆったりと思い思いに過ごす。お昼を食べたから大地へ戻り、五右衛門風呂を、拾ってきた流木で焚きつける。夕食は、焼きそばとお好み焼き。こちらも、大きな鉄板で、子どもたちが用意した材料を豪快に焼いてから、あっという間の勢いで食べつくす。その後、星空のもと、お墓まで肝試しをしたり、たき火でお話をしたりして過ごす。

半月と星空と海とは違う寒さの中、スキーウェアに身を固め、ブルーシートをかぶり、大地の芝生の上で野宿。7時半就寝。

3月29日(木)

朝5時半、ブルーシートから元気に起き出してきた。バーベキューテーブルの焚き火にあたりながら、ここでご飯、味噌汁、卵料理などの朝食作りを楽しむ。その後お弁当を持って。スノーシューを積み込み、戸隠へでかける。まだ1㍍もある雪の中、スノーシューをはいて、森の中を自由に散歩しながら、戸隠奥社へ参拝。傾斜面を滑りまくりながら、鏡池へ向かう。午後12時半、戸隠連邦を望む美しい鏡池にて昼食。神々しい場所だけに、自然と静かに景色をを見ながら昼食をいただく。午後3時大地へ戻り、五右衛門風呂を焚く。最後の晩は、おにぎりバイキングパーティ。味噌、鮭、梅干し、ゆかりの4種のおにぎりをたっぷりバイキングで食べる。普段の3倍のごはんが胃袋に消えた。最後の夜は、テントでお話をたっぷり聞いて眠る。

3月30日(金)

最終日の朝は冷え込んだ。朝起きてすぐに帰りの準備を済ませてから、たき火で朝ごはん。ごはんやみそ汁、目玉焼きなどを作る。朝食後はソーセージ作り。香辛料などをたっぷり入れたひき肉を練って、10メートル近いソーセージを作った。それから、パン生地を作り、ソーセージにぐるぐる巻いて、たき火であぶって食べた。春のさわやかな日差しの下での、ソーセージパーティで、このキャンプの活動が終了した。真冬と夏の海、さわやかな高原と野宿やテントなど、この時期ならではのバラエティに富んだ暮らしが行われた。