青ちゃんのプライベート暮らし

広島 宮島 しまなみ海道の旅   長女ゴーギョピーク(5483㍍)登頂

春休み

今年の春休みは、広島訪問 核を考えるツアーをメインに、旅をした。車で早朝の尾道に到着し、地元のパンと野菜を仕入れてリュックに入れ、自転車をおろし、しまなみ海道を走ってみる。サイクリストの憧れのようだが、今回は広島市内を気軽に走れるように、マウンテンバイク持参。海の景色と風、春爛漫の桜やお花が美しい。しまなみは全長70キロらしいが、今回は半分ほど走ったが、結局往復70キロ。話のネタに一応なった。夕方②は、広島近郊に到着。

2日目は、カメラも持たずに、自転車で広島平和公園へ。桜満開で多くの市民がぎっしろとお花見を楽しんでいた。ガイドさんを終日お願いして、広島の原爆、そして、将来の核禁止条約について学んだ。エネルギー問題、地球に負担のない暮らしなど、長男達の生き方に学ぶ、そして、現在愛読している「2050年は江戸時代」に通じていく人生を深く考える事が出来た。

3日目は、自転車で世界遺産の宮島へ。朝夕の美しさを堪能するため、満潮と干潮の時期に、2回もフェリーに乗り、訪れた。自転車と路面電車とフェリーを十分に活用し、お好み焼きと牡蠣料理の穴場を探索して、3日間を楽しんだ。

日本地図を眺めながら、四国に渡るルート(通常は、しまなみ海道)を探すと、最短のフェリーがある。フェリーというと、予約、細かい手続きが必要と思いきや、☎すると、予約もなく、まさに普段の足代わりらしい。しかも、高速代よりもやすく、時間は同じ、燃料代もいらない。これは、エネルギー負担を減らすと思い選択。乗り場に行ってみると、確かに、フェリー切符は、自動販売機で発券、まるでバスのように、入港するとあっという間に車が入り、出港。しかし、えらく子ども連れが多く乗船しているので、どこに寄港していくのかと思っていたら、有名なウサギ島へ渡るらしい。私たちは。スルーして、大三島という島で下船。さすが、瀬戸内海で柑橘類が美味しそう。いつものパターンで、みかん農家のおばあちゃんと仲良くなり、おばあちゃんのミカン倉庫で農業談義。たくさんの2級品の、無農薬レモンや柑橘類を分けていただいた。

その後、徳島へ向かい、5年ほど前まで大地で働いて下さっていたスタッフに再会し、二歳の子どもを連れての夫婦に会う事ができた。変わらない明るさで、元気に保育園で活躍している。このスタッフも偶然があり、スタッフが大地にいた時、大地に東京から数年前に移住してきた保護者が、同じで出身地でしかも同じ高校の1学年違いだったということだから、当時驚いた記憶がある。その後、大学時代の友人(私たち夫婦の出会いのきっかけ)に会ったりしてから、淡路島到着。淡路島では、新タマネギ畑が目的である。昨年、淡路島を自転車で隅々まで探索しているので、ほとんどの穴場や畑や食堂やレストランは地元人並みに詳しくなっている。

この夜、ネパール登山中の長女から久しぶりに連絡が入り、とうとう単独で歩き続けていたゴーギョピーク(5483㍍)まで、飛行機を使わずに二週間以上歩き続け、高度順応も成功して、到達して無事拠点まで帰ってきたという連絡が入った。無事で安心。

末っ子のヨーロッパエジプトタイ1ヶ月、長女のネパールトレッキング一ヶ月、それには及ばないが、私たちの広島一週間、やはり遊び人青山家の血は争えない。