青ちゃんのプライベート暮らし

5月6日(日)青山夫婦 摘果作業に明け暮れた打ち上げの楽しみ方

5月6日(日)

ゴールデンウィークは、ほぼ毎日、りんごの摘果作業に燃えた。非常に地道な根気作業であるが、慣れると山登りと同じように、確実に進んでいく成果と手応えがある。その合間に、露天風呂作り、ごえもん風呂のデッキ全面張り替え作業を、朝夕昼休みに行った。ほぼ毎晩、露天風呂を夜楽しんだ。大地のミズザクラが満開となり、香しい匂いが漂っている。

そんな大地で連休5日の夕方5時まで摘果作業を頑張り、それからいよいよ私たちのゴールデンウィークが開始された。車にテント、布団、バイクを積み込み、まずは、㊙露天風呂で汗を流す。その後、上越のお気に入りのお店で夕食。能生近郊で水揚げされた地魚中心のお店。アルコールは一切飲めないので、たっぷりと地元のマイナーな魚を味わう。海鮮生春巻き・お魚やさんのお好み焼き・蟹味噌コロッケなどの味わい深いユニークな料理がある。もちろん大繁盛なお店であるが、時間が遅かったのでかろうじて入ることが出来た。時間は9時。誰もいない海岸で真っ暗な中、テントを張り、しばらく潮騒と半月と星空の下で、お菓子を食べながら、水で宴会。10時就寝。

朝4時半、潮騒の音と共に目覚める。5時過ぎ朝日と共にテントからでる。周囲には誰もいない。海岸で流木を集め、新聞紙一握りで簡単に焚き火ができる。持参したコッヘルで直火でコーヒーを沸かし、パンを焼いたりゆで卵を作ったりして朝食を楽しむ。妻は、朝日の海岸で、流木や石を集め、今度の文庫祭りの楽器の準備をしている。流木の焚き火の煙と温かさの中での朝食は、まるで星野道夫の世界のようだと酔いしれる。午前7時ぐらいには、大勢のサーファーで賑わい始めた。

その後、青ちゃんは海岸をバイクでツーリングに出かけ、妻は、本を読んで至福の時間をそれぞれ楽しむ。9時半、再びお茶の時間を楽しみながら、夏休みの計画と文庫祭りの計画を立てる。

今回のキャンプで使ったテントは、何と30年以上前のダンロップ山岳4季用テント。これを使って2人で、カナダやヨーロッパを回った記念すべきテントは健在。妻は「素晴らしい計画が浮かんだ!!」と叫んだ。今年か来年、このテントを持って、野外教室で、数家族を募集して、カナダキャンピングツアーへ出かけようと言う。今年は、既に面白い計画をしたので、来年必ず懐かしのカナダへ行くことに決めた。今から募集します。

お昼は、ハマグリ・取れたてのイカとサザエなどをアミで焼いての昼食。今回も流木焚き火なので、結局今回のツアーも煮炊きの燃料費はゼロ。海鮮バーベキュウを堪能した。午後は、至福の読書とお昼寝タイム。帰りのラッシュもなく、妙高高原までスムーズ。夕方5時。このままでは帰れないと思いつき、塩臭い生臭い身体を洗うために、これまたマイナーな地元民御用達の温泉に立ち寄り、汗を流す。その後、定番の地元民御用達の渋い豆腐屋によるが、残念ながら定休日。そして、大地へ戻ったのが6時。

こうしてまるまる24時間。至福の青山夫婦、ゴールデンウィークではなくゴールデンデイ24時間をたっぷり楽しんだ。よく働き、よく作り、よく計画をたて、よく本を、よく読み、よく遊んだゴールデンウィークであった。