青ちゃんのプライベート暮らし

2月8日(金)最高の雪山世界満喫 飯綱登山

2月8日(金)

 

低温と悪天候の天気予報で、朝から横殴りの雪が舞う朝。今年の気まぐれの天気に望みをもって出発。飯綱リゾート周辺では、約1㎝ぐらいの積雪で除雪車出動。しかし、登山口付近では道にも雪が降った形跡がなく、不思議な天気。しかも、空は薄い青空が時折覗く。9時40分登山開始。途中、馴染みの友人の登山者が下山してきた。頂上付近は、風が強く、雪が積もり、頂上へのトレースはなく、雪庇と腰までの雪で、ルート不明で9合目までで引き返してきたという連絡。一抹の不安を覚えながら、駒つなぎ10時40分到着。

ここから冬の直登ルート。大人はアイゼンを付けているが、幼児は長靴。この傾斜を奮闘しながら必死にロープを持ち、四つん這いで懸命に登り、無事硯岩到着。11時20分。ここから予想以上の積雪。風で1時間前に下山したトレースは消えており、まさに雪山のルート工作をしながら、真っ白な平原を、ひたすら頂上目指して、ひたすら緊張して登る。この頃から視界が広がり、青空と真っ白な平原と戸隠連峰など、美しい雪山の情景が広がり、皆一休み毎に、ため息をついてその景色を堪能。子どもたちも疲れのピーク。12時9合目直下。見渡す限り真っ白な平原。この斜面にとりつき、最後の力を振り絞って9合目の通称偽頂上に12時半到着。樹氷の美しさに息を飲む。まさに雪山の魅惑。避難小屋をお借りして、昼食。もそこそこに、頂上への思いに駆られる。遠くに真っ白な頂上が見えているが、全くトレースはなく、雪庇が見えている。今までの経験と記憶にあるルートを呼び覚まし、青ちゃんがルート工作に出かけ、予想外の雪のしまりと20㎝ぐらいのラッセルで、頂上直下までたどり着く。誰も踏んでいない処女峰を見て、鳥肌が立った。人類未到の頂上に自分が初めて立つ気分。誰も踏んでいないまっさらな頂上では、震えるほどの感動。続いて、子どもたちが到着。誰も踏んでいない雪原に子どもたち足跡が映えた。午後1時30分、全員登頂。素晴らしい光景が広がった。これほど美しい雪山はひさしぶりであり、期待していなかっただけに、感動は凄かった。

下山開始14時。この美しい頂上から去るのは、本当に惜し気持ちであった。遅くなったが、好天とお尻滑りという最強の遊びがあるため、心配ない。最高にお尻滑り下山開始。子どもたちは登りのつらさをすっかり忘れ、キャーキャー言いながら滑り降りていった。もちろん大人も、お尻の皮をすり減らしながら、滑りまくっていた。

15時30分無事下山。締まった雪の上に今朝の新雪が積もり、最高のコンディションで登りも下りも満喫でき、幸せな雪山の世界に出会えた一日。感謝!!