青ちゃんのプライベート暮らし

3月26日(火)から31日(日)大地スプリングキャンプ

3月26日(火)

キャンプ開始。天気回りを読んで、到着早々、海へ直行。太平洋沿岸に住んでいる子供たちは、日本海の荒波みにびっくり。流木を集めて火を焚きながら、ひたすら海岸で遊び込む。陣取りゲームなどを暗くなるまで楽しむ。夕方、突如黒雲が発生し、遠くで雷。すぐに近くのドーム休憩所へ移動すると、間一髪で雷。海への雷光が凄い。1時間あまり雨が降り続けたが、その後は回復。ドーム下にテントを張り、就寝。途中、3名ほど、外で寝たが、一二時頃寒さでテントへ戻る。

3月27日(水)

朝から快晴。流木でどんどん焚き火をして、朝ご飯の準備。朝日を浴びながら、引き潮の海岸で遊ぶ。思う存分焚き火を楽しむ。朝食後は、水着に着替えて、水遊び、砂遊び、野球などを延々と楽しむ。気がついたらお昼。焚き火でパンを焼いて食べた後もひたすら遊ぶ。流れてきたクルミをたっぷり拾い(地元の人が教えてくれた。山から川を下ってきたクルミ)お土産。明日のパン作りに使う予定)。焚き火で衣服を乾かす。夕方5時、大地へ戻る。夕食の4色ごはんをたっぷり食べた後、雄河くんの赤ちゃんと奥さんが遊びに来てご対面。代わる代わる赤ちゃんを抱っこして楽しむ。その後、ノンタン母さんのお話をたっぷり聞いて就寝。

3月28日(木)

朝から雪降りの寒い朝。雨模様になったり冷え込んだりしての不安定な天気。昨日海から採ってきたクルミを石窯で煎ってから、中身をくりぬく。そのクルミを使い、パン作り。石窯に火を入れての石窯パン。一人一人好みの形して焼き上げる。完璧の石窯パンが完成し、お昼にたっぷり食べた。午後は、ごえもん風呂の火を焚きながら、今度はうどん作り。地粉を練り、足で踏んで、製麺機で作り上げた。かまどでゆであげ、最高の夕食となる。その後、厳しい寒さの中、ごえもん風呂でゆっくり遊ぶ。男子は、裸でスロープ、畑を走り廻り、仕上げは、裸でキックベースボールをしていた。お話を聞いて就寝。9時半。

3月29日(金)

朝から肌寒いが、曇り気味の晴れ。朝食後、朝風呂に入り、薪運びをした後、クロカンに出かける。戸隠は、まだ1㍍もあり、まだ冬の世界。真っ白なキャンプ場を抜けて、牧場へ足を伸ばす。広大で、開けていて、戸隠連峰が目の前。思い切り走り廻り、鬼ごっこなどをしてから、昼食。保温弁当で、暖かいハヤシライス。昼食後のデザートは、2人一組でかき氷を作り、たっぷり食べる。午後もたっぷり森を歩き回り、冬の世界を満喫した後、大地へ戻る。夕食は、昨日から仕込んであるおでん。大地の雪の下で保存してあった大根は最高の味。、たっぷり食べ、デザートはクルミたっぷりの蒸しパン。今日もたっぷり遊んで、お話を聞いて就寝。

3月30日(土)

朝から不安定な天気。朝食(大地産無農薬無化学肥料のコシヒカリ竈炊きご飯と大地産無農薬味噌汁と手作りお惣菜 ノンタン母さん手作りが大地の基本朝食)を済ませた後、キハダの木を伐って、その樹皮を剥いた。シルクのネッカチーフの草木染めに挑戦。1時間近く、カッターで樹皮を削り、かまどで煮る。その間、シルクを木綿糸で縛り、絞り染めにする。煮出した液につけると、あっという間に見事な黄金色になって歓声をあげる。しばらく風に当てながら走り廻り乾燥させ、アイロンできれいにする。見事な絞り染めのスカーフが完成。最高のお土産となる。昼食は、かまどで焼そば。昼食後、そりを持って近くのスキー場へ。リフトが止まっているものすごい斜度の場所で思い切りそり遊び。豪快かつものすごいスピード。片道200㍍以上あるゲレンデを7回位登って降りて楽しむ。ものすごい体力に驚く。しかも雨降り。夕方大地へ戻り、かまどで揚げた天丼。ものすごい量をとにかく食べる。一人1合は食べる食欲。今回のキャンプも、全て薪とかまどで、生活クラブの調味料と大地産の野菜類で作り上げた。肉、魚はほとんどなく、野菜や豆腐中心。、しかも全て外のガンガーという東屋で食べた。化学エネルギーに頼らないスタイルが定着している。夕食後、ごえもん風呂に入り、雨上がりの濡れた芝生で裸でスライディングをしていた。明日は早いので、7時半からお話が始まった。

3月31日(日)

最終日。朝5時起床。東京まで大地の車で子供たちを送っていく旅。高速は途中まで使わず、一般道を早朝走る。軽井沢の旧碓氷峠ではものすごい霧の中を下り、アプトの道で名高い眼鏡橋到着。ここで朝食を食べながら、早朝にアプトの道を歩き始める。だれもいない旧線路跡。前半の三キロは青ちゃんと同伴。後半の三キロは、子供だけで歩き、大人は横川駅でゴールを待った。モクレンと桜のほころぶ中、子供たち到着。思いがけない鉄道博物館で楽しんだ後、高速に乗り午後1時半、江戸川区葛西に到着。待っていたのは、冬キャンプなどでお手伝いしてくれたアフロヘアの大地末っ子ユウナくんと、子供たちの家族。ユウナくんの引っ越しに合わせて、子供たちとの旅を楽しんだ。

今回のキャンプも、ノンタン母さんの丁寧なこだわりのある手作りの安心安全で美味しい食事を、かまどで作り上げ、毎晩のお話を楽しんだ。そしてゆうがくんの穏やかなきめ細かい丁寧な対応で、子供たちは盛り上がった。朝5時過ぎには起き、8時半にはシュラフに入るリズム。テレビもラジオももちろん携帯もスマホもゲームも、しかも街灯もなく、最低限の電灯の明かりのみ。混雑する観光地は行かず、静寂で普通誰も行かないような場所で楽しむキャンプ。炎、火を身近に持ちながら、料理、お風呂などを暮らしの食住に添える。作為的意図的な自然体験をするのではなく、暮らしに添った中で、豪快にダイナミックに、そして芸術的に繊細に、子供心を持った大人達と友に、共に 供に 伴に・・・・ 規格外なことを見つけて遊んでいきたいと思う。

今年のゴールデンウィークは、日本特有の混雑であふれかえるだろう。もちろん大地でもキャンプを予定している。いかに、誰も行かない静かな所で、子供天国でパフォーマンスを十分発揮出来るか、裏を返せば、混雑しないところをいかに見つけるかの腕が試されるであろう。その点、大地の環境は、かなりアドバンテージが高い!!

お楽しみに。