青ちゃんのプライベート暮らし

8月5日(月)から8月7日(水)東北ツアー

8月5日(月)

三年目の東北お話ツアー。青山家の完全プライベートキャンプに同行希望するという形態キャンプ。ツアー内容も直感で決めるという内容。今回も、前回同様、五十嵐七重さんのお話を聞くという事をメインに、その前後を会津若松で過ごすというテーマ。

5日早朝5時大地出発。途中SAでコッヘルバーナーで朝食を済ませた後、9時過ぎ会津若松到着。磐梯山は雲一つ無い中で勇姿を見せている。直感的に今日登らなければと感じて、10時登山口にて決断。といっても百名山。20数年ぶりの磐梯山であり、しかも年少児同伴。猛暑の中、登り始め2時間後、標準タイム内で12時過ぎ、トンボが真っ黒になるぐらい飛び回る中を無事山頂到着。美しい景色が広がり感激。ホットサンドを贅沢に作りお祝い。ゆっくり過ごし無事4時過ぎ下山。青年の家に着いたのは6時前。宿舎はクーラーがないだけにものすごい暑さ。汗だらだらで食事を済ませ、めげずに体育館で学生ののりでバドミントンを楽しみ、汗だくになりながら9時すぎに眠りについた。

8月6日(火)

暑苦しい夜を過ごした後の午前4時半。妻と2人で宿舎をそっと抜け出し、持参したバイクで会津の町へツーリング。瞬間、磐梯山から美しい朝日が昇る。涼しい風を受けながらバイクを走らせ、立ち寄った道の駅の道路観光案内所で感動的な事に遭遇。大きなデジタル案内板に一画に、明日お世話になる五十嵐七重さんが東北会津地方の代表的な語り部としてお話している動画が切れ間無く流されているではないか。7時前に宿舎に戻り朝食。9時には、またまた裏磐梯五色沼ハイキングに、リュックにラーメンセットを詰め込み出かける。昨日の登山の疲れをものともせずに、本日も歩く。噂通りの美しい色合いの沼が続く。観光客に混じり、我々は本格的なハイキング仕様で、ゆっくりと五色沼を堪能する。途中のラーメンのうまさは格別。夕方のものすごい雷雨を味わった後は、恒例の野口英世記念館。べこの乳で有名なアイスクリームを堪能した後、宿舎へ戻り、夕食お風呂を済ませた後、全員ごろ寝しながらノンタン母さんのお話をたっぷり聞いて眠る。大人の参加者は、昨晩に続いて遅くまで様々な話に花が咲いた。

 

8月7日(水)

睡眠不足をものともせずに、朝4時半またまたバイクで参加者のゲストを誘い朝のツーリング。磐梯山から美しい朝日が昇る。会津若松市内の、白虎隊の飯盛山、鶴ヶ城、野口英世会陽医院の青春記念館を回り、朝6時半に宿舎へ戻る。朝食後9時出発。昼食を仕入れて、10時今回のメインの五十嵐七重さん宅に到着。自宅の座敷に通され、スイカなどでもてなされ食べ始めていると、いつの間にかお話が会津弁で始まっている。暮らしの中のエピソードや日々日常で体験している事などからお話になっていて、まさに、東北の24時間眠るまもなく働きながら子育てをする中で、同時進行でお話をしてきた昔の情景が再現されているような世界。緊張して聞くでもなく、構えるのでもなく、姿勢を正すのでもなく、非常に緩んだ世界でそのお話を聞ける幸せ感。五十嵐七重さんの暮らし感、人間性、全てがお話に集約されている感じ。まさに私たちの理想郷。漬物や郷土料理などをさりげなく飾り気無く、一緒に暮らしの中で共有して提供(田舎のおばあちゃんが孫達や子供たちに普通にもてなしてくれる世界)してくれ、その中で娯楽としてお話をしてくれる世界。これぞお話の神髄を感じる事ができた。帰り際、いつものように小さい頃、母親の実家のおばあちゃん宅で過ごした後の感じを思い出すのであった。安堵感と安心感とうれしさ、まさにそれだ。

午後2時半、あわまんじゅうなどのお土産を買い、再び会津若松市内へ戻り、女性陣は青春記念館で御茶をしたり買いものしたりして堪能。青ちゃんはこの間、託児仕様。午後4時。睡眠不足と疲れもあり、そろそろ長野へ帰宅かと思いきや、やり残したことが一つ、喜多方ラーメンツアー。車を飛ばして喜多方へ。夕食を兼ねて、1時間足らずで、三件の店をハシゴして、三種のラーメンを堪能した。そして、車を飛ばして、午後10時無事大地着。エネルギッシュな東北ツアーも無事終了。お付き合いして下さった参加者に感謝。

明日の晩から、更に暑い夜行応援バスにて、甲子園に乗り込む。熱い青山家の夏はまだまだ続く。