青ちゃんのプライベート暮らし

8月9日(日)から12日(水)大地ベースキャンプ2 祈りの毎日

8月9日(日)

星空キャンプの余韻の冷めない中、12名の子ども+大人4名のベースキャンプが始まった。(星空キャンプ続行組3名) 自己紹介を済ました後、久しぶりの手で食べる本格カレー作り。野菜の収穫に出かけ、その後野菜切り、竈火起こし 重ね煮をしている間、五右衛門風呂焚き。そして、待望のカレー夕食。芝生にすわり、スパイス10種類にも及ぶカレーを、手で食べる。初めての子どもも多い中、皆、おいしいと叫んでいる。コロナで避けていたメニューだが、自分の手で自分が食べるのだから大丈夫!! 暗くなり、就寝前のお話の前に、散歩に出かけたところ、今まで行かなかった場所で、とんでもないカブトムシの群がる木を発見!! その興奮とはとんでもないほど。なんと1本の木に20匹以上群がっているのだから。芝宇での就寝後、夜中の2時にも起きて、何度も捕まえにいったのは、言うまでもない。

8月10日(月)

朝2時からカブトムシ捕まえ。深夜の森の静けさはすごい。蛇も木で休んでいた。朝食後の午前中は、岩手の民俗芸能や地元の獅子舞を見る機会に恵まれた。大地の森の涼しい場所で見学させて頂いた。厳しい暑さになってきたので、大地名物ウオータースライダーがオープンした。午前も午後もたっぷり遊んだ。もちろん、水風呂も楽しんだ。夕方から、こちらも恒例の餅つき夕食。手皿餅とお雑煮で、恐ろしいほどの食欲。2升以上の餅が、あっという間に、手のひらからどんどん何度も消えていった。野宿のお話も盛り上がり、今朝の早起きの影響もあり、皆ぐっすり眠る

8月11日(火)

 

一部の子は、朝3時ぐらいからカブトムシ探し。恐ろしいぐらいの数が、虫かごに入っている。今日も暑さが厳しくなりそうだ。朝食、昼食を作り、多分涼しくて快適な笹ヶ峰で、沢登りに出かける。予想通り、半袖では厳しいぐらいの快適さ。早速、足が凍える位の水に入り、1時間近くかけて沢登りに出かける。泳げる冷たさではないが、2名ぐらいの子どもは覚悟を決めて泳いでいた。皆びしょびしょになって戻ってきた。水芭蕉などの葉の上に、焼きそばをのせて手で食べた。これまたおいしい昼食。トンボを口の中に入れたり、捕まえたりして盛り上がり、その後、2時間ほど、快適なハイキング。夕方、大地へ戻り、五右衛門風呂、そして、ものすごい量のテンプラ。夕食後、明日の朝のパン生地を練る。その後、蛍見物軽トラツアー。今晩も運良く、星空と同じ輝きの蛍を見つけて、捕まえたりして楽しんだ。疲れのため、お話と共にすぐに9時過ぎに、星を見ながら就寝。

 

8月12日(水)

朝3時には、虫取りをしていた子ども達。朝6時頃から雲行きが怪しくなり、雷が鳴り雨が降ってきた。ガンガーに避難して、そこで朝食のパンを石窯に入れた。焼き上がる8時頃には、天候回復。同時に、フライドポテトも揚がり、豪華な朝食を楽しんだ。荷物の整理をしているうちに、最後のクライマックスの流しそうめん開始。子ども達の予想を超える物を流すのが面白い。涼しい木陰で楽しむ環境も幸いして、毎回、すごい盛り上がり。午後1時、興奮のもと、無事解散。

今回も、祈りが通じ、見守られて無事終えることができた。子ども達の世界には、コロナの不安も微塵もない。例年と変わらずに、それ以上に大地のキャンプは盛り上がった。(例年と違うのは 朝の検温だけか)

今朝の新聞に、アメリカを中心に世界的に、子どもサマーキャンプが多くなり、そのリスクも相当だと 懸念されていた。閉鎖的な暮らしの中で、せめて子ども達に開放的な空間環境をと頑張るキャンプもあったり、大集団で詰め込むキャンプがあったりするのだろう。どちらにしても、子ども達の世界を懸念し、願いを持って行っていると思う。大地も、もちろん同じだ。ただ、そこに、自分たちの器にあった環境で、一人一人の子どもの心に届く範囲でやることが大切だ。そして、一番重要なのは、祈り そして覚悟それだけだと思う。

これから4日間の休養。心身共に休めながら、祈りの毎日を忘れない!!