青ちゃんのプライベート暮らし

7月29日(土)から8月3日(木)大地サマーキャンプ1

亜熱帯となった日本。大地といえども予想以上の猛暑。木陰は涼しいが、やはり日向は、過去に経験の無いほどの猛暑が続く。子どもたちの水を飲む量も半端ではない。いろいろな所で大地の考えを述べているが、既に日本は亜熱帯になっており、生活様式から習慣、遊びなどを含めて、対応を考えていく時代であると。

海水浴は、7月8月ではなく、5月6月。テントキャンプなども5月6月。登山なども、森林限界を超えた縦走などは、7月8月は厳しいし、登山も水や水場の確保も厳しいので、6月から7月前半が限界か?    大地は、5年前から夏のテント泊は止めている。春のキャンプもほぼテント無しだが、海の場合は、かろうじてテント泊。夏のテントは、これからは使用されないのではないか。と言うほど、気候変化が激しい。

今回は 唐松岳登山を計画していたが、登山道はずっと陽当たりの道であり、猛暑予想。水もたっぷり持参しての熱中症対策が厳しい事もあり、子どもの健康安全性を考えて、高所登山は回避した。そして、全ての活動を、早朝に設定して行った。

 

7月29日(土)

午後2時半全員集合してオリエンテーションを済ませてから、恒例のご飯の仕込みに入る。食事は、全員で準備調理火焚き竈料理が大地のキャンプの基本。夕ご飯は、大地産の野菜を全て使うカレーライス。芝生の上で夕ご飯を楽しみ、当然の如く、星を見ながらの就寝となる。初日は、青ちゃんとノンタン母さんのお話。9時就寝。

7月30日(日)

4時半には起床して美しい志賀高原からの日の出を楽しむ。納豆トマトキュウリの朝ご飯。大地産無農薬コシヒカリ竈ご飯の味わいは、皆知っている。終了後、パンの仕込み及びきな粉作り。きな粉は、夕ご飯の餅つきの準備。暑いので、水路を通りながら近くのとんでもなく涼しい風が吹く神社まで出かける。用水は歩くことなんかとんでもないが、これが面白い。何度も過去注意を受けたが、ほとんど根拠のない注意なので無視している。バチャバチャ歩き楽しみ、涼しい神社にカレースパゲティを届け、夕方まで遊びまくる。戻ってきて、餅つき。きな粉 のり醤油  お雑煮を準備して、餅つきを楽しむ。その後、石窯でパンを焼き 就寝。

7月31日(月)

猛暑なので、朝4時起床。4時半出発。昨晩のパンを持参して、斑尾 袴岳トレッキングに出かける。涼しい早朝に歩く。7時半には袴岳登頂。約2時間。その後、冷たい川の流れる湿原までトレッキング。冷たい川で遊んだりサンショウウオを見つけたりして昼食を味わう。およそ10キロの行程。大地には夕方戻り、石窯でパンを焼いたりしてから 麻婆なす丼の夕食。疲れたので、8時就寝。

8月1日(火)

  

暑さが続く。5時起床。朝食後、妙高高原の川で川遊び。滝壺に入ったり、川の流れに沿って泳いだり、ダム作りをしたりして、涼しさ満載。お昼は、川に設置してある竈でやきそば45人前を作り、葉っぱのお皿で完食。午後も引き続き川遊びしてから2時に大地へ戻る。うどん作り。粉を練り、足で踏み、製麺機でうどん作り。青ちゃんは、竈でひたすら天ぷらを揚げている。夕食は、豪華な冷やし天ぷらうどん定食。最高にうどん作りは盛り上がった。明日は早朝に海へ出かけるので、朝食用のパン作りを石窯で行った。

8月2日(水)

真昼の暑さでの海水浴は危険なので、早朝のベストのコンディションでの早朝海水浴。4時過ぎには出発。5時過ぎには、海岸で美味しいパンの朝食。もちろん誰もいない海で快適に海遊び。釣り、泳ぎ、砂遊び、焚き火などをしてたっぷり遊ぶ。5時間、延延と遊ぶ。10時まで遊び、暑くなった頃、引き上げる。大地には、11時過ぎに戻り、森の涼しい木陰で、流しそうめんこちらもたっぷり50人前をわいわい盛り上がりながら食べる。午後は、暑さをしのぎながらも、樹幹にロープを張ってのバドミントンや読書やトランプなどで木陰で盛り上がる。3時過ぎからは五右衛門風呂。夕食の五目ご飯の準備をしたりして過ごす。夕食後は、歩いて蛍見物。帰りは、軽トラをヒッチハイクして戻る。

あさ

8月3日(木)

最終日、朝4時半全員元気に起床。大地モルゲンロートを味わう事ができた。アルプスの山頂にも勝るとも劣らない光景。蝶が岳山頂の山小屋に勤務していたガーくんが思わずその美しさにうなっていた。朝食は、取れたてのなすとタマネギと大地の味噌で作った郷土料理の油味噌とご飯と夕顔の味噌汁。終了後、パン作り。粉を混ぜ、発酵させ、思い思いの形のパンを成形。中学生は、小型石窯を借り切り、ここで石窯技術を学びながら、自分たちで焼き上げた。大型石窯では、見事な形のパンが焼き上がった。豆乳シチューとともに、最後の大地の昼食を楽しんだ。無事終了。

7月の22日からの星空キャンプ お話キャンプ 年長児キャンプそして今回のベースキャンプと 猛暑の中、13日間連続の記録的な日々が一旦終了した。いろいろな思いの中で、子どもたちの笑顔と未来に助けられたキャンプであった。年長児から中2まで、猛暑の連続の中で、安全無事に、そして、早朝活動というスタイルで楽しんだ。エアコン必需品の暮らし(エネルギー消費)の中で、エアコンなし、ガス電気なしの調理などで暮らしを整えることが、今回もできた。ガスや電気に頼らなくても、美味しく素晴らしい食事ができる事を誇らしげに子どもたちに伝えることができた。

亜熱帯となった日本の暮らし方をこれからは考えていかねばならないし、子どもたちとのキャンプ時期や内容も、そして 教育形態も考えて行かねばならない世の中になると思う。

さて、またまた第2弾のキャンプが始まる!! どんなドラマが生まれるか楽しみだ。