青ちゃんのプライベート暮らし

6月29日(日)青ちゃん流 宮澤賢治 ツアー 精神性高まる最高の1日

6月29日(日)

千里浜ドライブウェイ朝食用食パン 前日

朝4時半の日の出

8時 千里浜ドライブウェイにてホットサンド朝食

 9時より 石川かほく市 はまなす文庫見学 お話会

ラッパ話株式会社 より

1 パタポンより 誌  2 絵本読み聞かせ 3 さる地蔵  4 五分次郎  5 注文の多い料理店より  序  6 虔十公園林 7 まぬけなトッヶビ 8 6人男世界をのし歩く

細川律子夫婦より

1 岩手県の紹介 2 宮澤賢治 心象スケッチより   雲の信号 林と思想 高原

永訣の朝 告別 稲作挿話 春 手帳より 絶筆二種

 午後1時 昼食懇親会

 帰路 5時 直江津にて休憩

 7時20分 北信五岳夕焼け 帰宅

 

かねてから予定していた、ラッパ話株式会社研修 宮澤賢治を感じる石川 細川律子さんツアー。自然の流れ 万物の流れ を精神的に感じながら、暮らしを楽しむツアーにしたいと考えていた(日常から心がけているが) 宮澤賢治が、羅須知人協会で、農民にも週に一度休んで、音楽などを楽しむ機会をもつというように、今回も、研修のみを目的にすると同時に、それに付随する楽しみ喜びを、物心共に得る事ができたらとプロデュースした。

日の出とから夕暮れまでの1日の流れを感じるには、この時期ならではの夜明け出発。途中 車を止めて、月のような日の出を見て、1日の始まりを十分感じた。

細川律子さんが住むかほく市近郊には、車で走れる千里浜渚ドライブウェイがあり、ここでの朝食。それに備えて、前日からホットサンド用のパンを焼き、大地特性ベーコンや野菜や具材を持参して、波に足をつけながら、美しい海を眺めながら、個々で朝食を食べた。子どものように、蟹を捕まえたり 海に入ったりしてはしゃいでいた。

9時には はまなす文庫到着。1時間でも足りないぐらい、文庫の見学説明を受け、一つ一つの心のこもった作品などに感動の連続。

10時から12時まで お互いのお話会を楽しんだ。

心象スケッチ 告別から

なぜならおれは すこしぐらいの仕事ができて そいつに腰をかけているような そんな多数をいちばんいやにおもうのだ もしおまえが よくきいてくれ  (略) みんなが町で暮らしたり 1日あそんでいるときに おまえはひとりであの石原の草を刈る そのさびしさで音をつくるのだ 多くの侮辱や窮乏の それらを噛んでうたうのだ (略)

心象スケッチ 稲作挿話から

これからの本当の勉強はねえ テニスをしながら商売の先生から義理で教わることはないんだ きみのようにさ 吹雪のわずかの仕事のひまで 泣きながら 身体にきざんでいく勉強が まもなくぐんぐん強い芽をふいて どこまでのびるかわからないあたらしい学問のはじまりなんだ (略)

午後1時から 細川さんを囲んで、宮澤賢治やお話の論議で2時半まで盛り上がった。

午後2時半 現地出発。車内では、ずっと宮澤賢治論議が続いていた。高速と下道を走りながら、6時直江津海岸にて コーヒータイム。夕暮れの海を感じながら、精神的な高揚と疲れにほっとする。

午後7時、劇的な美しい夕焼け空が北信五岳に広がった。

 

往復430キロをかけぬけた。星空のもとの白む夜明けから、西の空が真っ赤に染まる夕暮れまで。精神的な高揚感の為、疲れは全くなかった。紹介された宮澤賢治の心象スケッチは、出会うタイミングべくして味わう事ができたものであった。細川律子さんを囲む会話は、全て精神性の高まるものであり、時間とともに高揚感が増していった。

自然の移ろい 山 海 日の出 夕焼け 北アルプス 後立山連峰 などが 更に高めてくれた。

天候に恵まれて、天の助けのお陰で、自分のプロデュース ねらいが 達成でき、そちらも充足感がたっぷりの1日であった。