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7月27日(月)~28日(火)おはなしカメさん合宿

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東京からお話グループ15名の1泊2日のおはなし合宿。昼夜朝とたっぷりのおはなしが続いた。大地のおはなしのへや 文庫 ベランダなどで様々なお話の世界が堪能された。同時に、ノンノン夕食や五右衛門風呂、早朝散歩や歌、流しそうめんなど、大地ならではの合宿メニューを楽しんでいただいた。

 7月29日(水)白馬3山縦走

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大地OBとの白馬登山。早朝3時集合。蓮華温泉を6時にスタートし、白馬岳頂上までテント等の重い荷物を背負い、7時間以上のハードな行程をあえて楽しむコース。天狗の庭を超え、美しく花が残雪の中に咲きほころぶ白馬大池10時半到着。ライチョウを見ながら、小蓮華山を縦走し、あまりの美しさとハードさに涙を流しながら、午後2時半白馬岳山頂に到着。その美しさと重い荷物を背負い登り終えた感激、そして、自分たちの健康に感謝して涙した。その後、素晴らしい山頂カフェでおいしいコーヒーやケーキをいただき乾杯。テントを張りその夕日の美しに感激し、明日の縦走のため、7時就寝。

 7月30日(木)白馬3山縦走

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夜中の星は見ることはできずに朝はガスが立ち込める。昨日の好天とは全く逆。そのうちに雨が降り出す不安定な天候となる。結局午前中は雨音を聞きながら、テントの中で朝食。そして、思いがけず、大きなテントが幸いして、この中で、絵しりとりや各種歌、ゲームなどで大いに盛り上がりすぎた。午後から曇りとなったので、再び白馬山頂へ。お話会をし、ホットサンドパーティを楽しむ。その後、カフェのお茶をしてから、テントへ戻り夕食。あすの好天を祈り、7時就寝。その後、風が止んだので、外を見ると、見事な満月。月明りで歩ける美しさであり、明日への期待が高まる。

 7月31日(金)白馬3山縦走

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満月の美しさと月明りの中、2時半起床。3時半、杓子岳へ向かい登山開始。次第に空が白んでいく中、息遣いのみを感じながら、ひたすら暗闇を歩く。最後のハードな登りを息を切らして登ると、そこは杓子岳山頂。切り立ったスリリングな山頂で日ノ出を迎える。誰もが沈黙の中、その瞬間を迎えた。そして、ここで、その光を浴びながら、日本舞踊 貝殻節が舞われた。誰もが涙してその山頂での舞にみとれた。テントへ6時半に戻り、ホットサンドを食べて下山開始。三度白馬山頂に登り、白馬大池への天上の縦走を楽しむ。涼しさ、美しさ、達成感を楽しむ最高の至福の時間。12時白馬大池着。そのうれしさに、この高山の池に飛び込み、泳ぐ。登山者がたくさんいる中で、そして、過去この白馬大池に何回もきたなかで、この池でこのように豪快に踊る強者は見たことがなかった。さすが、大地OG。昼食を食べ、蓮華温泉をめざし下山。延々と歩き、3時無事到着。この日も朝3時から12時間近く歩いた。その達成感で皆涙した。大地着9時。精神性の高い登山となった。感謝。

 8月1日(土)~8月2日(日)笹ヶ峰ヒルクライム

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昨日までの白馬の涼しさが嘘のように、熱い日となる。昨日までの疲れもなく、昨年末の事故怪我の影響もなく、元気に以前のようにハードな山行きができたことに感謝。テントやシュラフの乾かすのには絶好の日。午前中から、東京から友人兼明日の町のセミナー講師が家族で大地を 訪れて下さり、大地で1泊2日を楽しんでくれた。同時に、自転車キャンプ希望者も飛び込み出入り、野尻湖一周サイクリングなどを楽しむ。夕ご飯は、取れたて野菜の野外天ぷら、そして五右衛門風呂を楽しんだ。そして、翌日2日。ハードな自転車に挑戦したいという要望にお応えして、笹ヶ峰まで自転車で行くことに決定。このヒルクライムは、たぶん志賀高原や菅平よりもきつい登りである。しかも挑戦者は、普通の主婦であり、自転車歴も1年に1,2度程度か。しかし違うのは、登山などで、よりハードな達成感充足感を味わえる人たち。超えたものの先にどんな喜びがあるのか、そのために自己にハードな課題をかけてみたいという精神が反映されている人たちなので、あえてこのヒルクライムに挑戦した。大地発10時半。信濃町への登りに苦しみながら、12時妙高杉野沢まで到着。ここからは、地獄の登り。汗と涙と苦しみと忍耐の登りとなった。何度もリタイヤしそうになりながら、漕ぎながら漕ぎながら登り、午後3時半、とうとう登り切った。もちろん、涙涙のドラマであった。言葉では表せない精神性の高さがなければ、普通の主婦たちがこのようなものに挑戦することはできないだろう。それを実現できるお手伝いができることは、大地の喜びでもある。

 8月4日(火)限定里山キャンプ

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東京から男の子3名 限定で里山キャンプに入ってきた。着いた途端に、雑木林に直行して、クワガタを10匹ぐらい捕まえた。そして、大の野球好きということが判明し、すぐに大地専用グランドで野球を楽しんだ。虫捕まえ、野球の繰り返し、夜遅くまで雑木林へ通っていた。五右衛門風呂も十分満喫していた。

 8月5日(水)限定里山キャンプ

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里山キャンプ恒例のごとく、早朝4時過ぎに自主的に起きて、雑木林へ行き、クワガタをどっさり捕っていた。この日も虫取り、野球とずっと盛り上がっていた。お汁には、たくさんの見学者が来たので、一緒に流しそうめんを食べて盛り上がっていた。夕方まで野球と虫取りを満喫し、五右衛門風呂に入りながら、裸でスロープを走り、午後8時には、お話を聞きながら就寝。

 8月6日(木)限定里山キャンプ

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今朝も4時過ぎに起床。お腹すいたという声が、朝から響くようになった。虫取り、野球t盛り上がり、午後は川遊びそして妙高の山奥へ出かけた。川遊びでは、その水の冷たさと流れに恐れて、何度もドキドキしながら流れに挑戦しては、水に浸かり泳いでいた。川の隣の芝生でもキャッチボール。妙高のドイツトウヒの森では、約2キロほど涼しい森を走り、美しい池のほとりへ。ここでもキャッチボールや釣りを楽しみ、夕ご飯を食べ、8時に帰宅。もちろん、クワガタを採って就寝。

 8月7日(金)限定里山キャンプ

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もちろん今朝も4時過ぎには起床。薄暗い森へ虫取りに出かける。朝食を食べてからも虫取りへ。大物が採れ、通算のクワガタは30匹に迫る勢い。午後は、近くの小学校のグランドへ野球に出かけたところ、そこに大地出身の地元の小学生グループが野球をしており、もちろん相手に誘われて野球を夕方6時まで延々と楽しんでいた。夕食後、さすがに疲れて、お話を聞きながら、8時就寝。

 8月8日(土)限定里山キャンプ

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5日間の疲れも見せずに、5時起床。いつものように虫取りに出かける。もちろん毎朝、最低3匹以上はクワガタを採ってくる。3人の虫かごはいっぱいになっている。今日も、野球 虫取りとお昼まで盛り上がる。この5日間、野球 虫取りと、大地のフィールド、里山で、特別に何かを企画することなく、昔の子どもたち(私たちの子どもの頃)のように、じっくりとせかされることなく、夏を十分楽しんだ。それも毎日同じリズムで。お昼を食べてから、牟礼駅まで軽トラで送る。リュック姿の子どもたちをホームで見送る。この光景は、25年前、初めて野外教室を始めたころから変わらない。当時を思い出しながら、5日間一緒に過ごした子どもたちは、自分の4人の子どもたちのような思いに溢れ、その電車を見送りながら涙があふれた。

 8月11日(火)木工教室「大きなかぶ」

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参加者が2名で糸鋸も2台あり、独占して使えるので、大きなかぶのパズルを1日で仕上げるべき挑戦となる。今回は厚みが3センチ以上ある大型の木製おもちゃ単行本をつくる。大地にあるこのおもちゃは、すでに15年を経過しているが、今でも大人気のおもちゃである。いわば一生もの、一点物に挑戦した。今回は、大きなまな板を購入して、その板を糸鋸で加工して切り抜いた。この作品の面白さは、実際に大きなカブを抜こうと様々な登場人物が、抜く動きができることである。糸鋸加工、穴あけ作業などを根気よく続け、午後3時には、色塗り、蜜蝋塗も終え、素晴らしい作品が出来上がった。今回は、更に長年使えるように、手間暇かけてオリジナル加工をした。

 8月17日(月)大雨警報 逆境と困難にあえて挑戦 爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳登山

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朝から大雨。しかも大町地方に大雨警報が出ている中、朝5時前にはテントを積み込み大地を出発。天気予報では明日は雨が止むという情報と直感と運を信じる。大町市に入るとさすがに雨が激しくなり、何度も引き返すことを覚悟する。引き返してもだらだらする計画しかないので、とりあえず扇沢登山口まで行くことにする。登山口ではカッパを着て下山してくる人、そして登る人に出会う。ここで40分ほど迷うが、あえて登山という厳しさを乗り越え、あの充実感達成感を味わうために来たので、妻の「行こう」という一声で出発。久しぶりの大雨の中のテント持ち登山開始。水だけを飲みながらひたすら歩き、12時半には種池山荘着。乾燥室や自炊室がありラッキー。雨が止んだ間にテントを張る。お昼を食べ、午後は、テントにあたる雨音を聞きながら、テント内でひたすら過ごす。午後7時就寝。激しい雨音と風をじかに聞きながら、久しぶりの雨テント。でも劇的に晴れる予感がした。明け方2時半。雨が止んだ。テントから顔を出すと、劇的に満点の星。妻を起こし、ずっと星と流れ星を見続ける。

 8月18日(火)鹿島槍ヶ岳(2889メートル)登頂

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素晴らしい劇的な朝を迎えた。午後4時半、爺ヶ岳(2669)に向けて登山開始。5時10分。爺ヶ岳山頂。劇的にここで素晴らしい朝日、夜明けを迎えた。雲海の中から太陽が浮かび、妻がシルエットとなり浮かび上がる。後で聞いた話だが、幸運にもこの夜明けを見れた登山者(山頂で)は我々だけだったらしい。その後雲が出てきたが、鹿島槍目指して起伏の富んだ厳しい道を歩き続け、8時10分、2889の山頂到着。厳しい行程だっただけに感激もひとしお。帰りの下山も厳しい登りが続き、テント場へ午後12時半着。お昼を食べた後、テントをたたみ下山開始。午前中の登山が足に影響しだし、最後は足やひざが痛みだし、ふらふらしながら午後3時半、登山口へ下山。今までにないほどの疲労感と達成感を味わった。歩けないほどの足の疲労であった。うれしいことに安曇野に宿をとっておいたので、そこへ移動して、お風呂に入り、夕食を食べ、打ち上げをして、感慨にふけった。宿の部屋も広く、更にランドリーなどもあり、登山の片付けはすべてここで片付いた。すばらしい古民家の宿であった。しかし 足の痛さに苦しみ、歩くことが苦痛な夜であった。

 8月19日(水)登山休み安曇野自転車ツーリング

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朝10時までは、日記を書いたりして登山の感慨にふけった。それでも持前の貪欲さで、自転車で安曇野ツーリングに出かける。碌山美術館をたっぷり味わい、その後は田園風景の中を20キロほど走り、大地OB宅を訪問して大地へ午後9時無事到着。