5月16日(月)
晴天の週明け。にじみ絵を楽しんだ。前回からにじみ絵に工夫を加え、終了時に、終わりの歌を考えて歌ってみた。穏やかに、にじみ絵を皆でたのしみ、その世界から穏やかに戻る雰囲気を全員で共有することができた。終了後は、暖かいスロープでたっぷりすごした。
5月17日(火)
久しぶりに朝から雨降り。田植えがまじかで、田んぼが鏡のように美しいので、雨具を着て散歩に出かけた。水路の水、田んぼの輝き、雨に濡れた緑の匂いや輝き、どれもが子供たちにとって、魅力ある素晴らしい世界であった。
5月18日(水)
真夏のような暑い日となる。先日植えたジャガイモが一斉に芽を出した。アカデミーや保護者の皆さんが、広大な畑の草取りをしている畑に行って、その姿を見たり、畑を見たり。暑いので、大きな蕗の葉を日傘にしたり、わらびやうどやふきをとったりして遊んだ。弁当を持っているので、田植え前の田んぼをみながら昼食を楽しんだ。あちこちにキジが現れ、よく鳴いていた。
5月19日(木)
のんのん給食ののんのんが、熊本へ給食ボランティアへ行っているため、急遽、保護者の皆さんと青ちゃんで、ガンガーで天ぷらうどん屋さんを開店した。おおきなちくわ一本、アスパラ、ワラビ、そして、子供たちが散歩から帰ってきて手にしているヨモギをお皿に並べ、それをガンガーの天ぷら屋へ持ってくると、その場で天ぷらにしてあげた。もちろん、うどんも地粉から作り上げたうどん、そして、つゆもガンガーのかまどで煮こんだものであった。
5月20日(金)
今学期初めての誕生会が行われた。3名のうち、2名が、20日当日の誕生日であった。そして、3名とも、父母両方が出席してくださった。素敵な誕生会であった。
5月21日(土)ののはなマルシェ&お話会
好天に恵まれたマルシェ&お話会。たくさんのお店がバラエティに並び、盛り上がった。釣り堀、手巻き寿司、ナンカレー、ガレージセール、パフェ、卵焼き、アイスキャンディ、春巻き、ドーナツ、パン、カフェ、八百屋、古本屋、木のおもちゃなどなど、気軽に皆さん、お店を開いて楽しんでくださった。お話会も、おかげさまで満員御礼。文庫もたくさんの人が利用してくださった。
5月22日(日)聖者たちの食卓 自主上映会
この春休みに家族でインドへ出かけ、その中で一番感動したアムリトサルの黄金寺院。ここの1日10万食の食事を24時間、宗教、人種などを問わず、誰にでも、24時間無償で提供しているというシーク教徒の総本山。これを映画にした自主上映会が大地で開かれた。満員御礼。感動を再び呼び起された1日。しかも、その後の展開がすごかった。観賞代は、御送り。次の人のために自分で決めて払うシステム。香辛料、お米、野菜をそれぞれ持ち寄り、観賞後に、ガンガー(野外台所)で、カレー、チャパティ、ごはんを炊いて作った。映画と同じように、皆で作った過程が素晴らしかった。カレー材料をひたすら切る人。ごはんをといて、焚く人。チャパティを作る人。かまどには、交代で皆が集まり、カレーをかき混ぜた。鉄板では、皆、きれいに丸く伸ばしたチャパティを焼いた。そして、クライマックスは、アムリトサルと同じように、ござを敷き、そこに、お皿とコップを置いて、カレーとごはんとチャパティと水をもらうシステム。アムロトサルと同じように、裸足になって、交代で、カレーやチャパティを配って歩いた。そして、ワイワイと食事を楽しんだ。日曜日の夕暮れの中、全員が、満足と感動で終了した。最高の上映会であった。これは、ぜひ、多くの人に体験してもらいたい内容である。たぶん、映画を見た後、その情景と同じことが体験できるなんて素晴らしい。