10月3日(月)
藤本美佐恵さんのお話会が行われた。10年以上続く
このお話会。ご自分のじんせいを語りながら、その暮らしの歴史、流れの中で、お話が登場してくる独特の世界。たっぷり大人たちが午前中堪能した後、午後は、大地の子供たちに語っていただいた。子供たちは、その世界をたっぷり楽しんでいた。
10月4日(火)
この時期恒例のトチノミ拾いに出かける。大地から2キロぐらい離れている農道沿いの土手に栃ノ木があり、いつも農道に上に落ちて、軽トラなどにひかれている。今年は、横に掃かれて寄せてあり、子供たちは、マカデミアナッツにそっくりの実を、大喜びで拾っていた。お弁当を広げ、1日、ゆったりとトチノ実拾いを楽しんだ。
10月5日(水)
明日は稲刈り。その準備のために、年中年長児は、リヤカーに、コンパネやリンゴ箱などを積み込み、坂道を下りながら、田んぼへ運んだ。帰りは、雑木林の坂道を引っ張り上げ、再び荷物を運ぶこと、2往復。救急車ごっこで仲間を載せたり、年少児を載せたりして、リヤカーを満喫した。
10月6日(木)親子稲刈り
霧雨の舞う天気であったが、次第に天気が回復しての親子稲刈り。花子さんの見守る中、皆でカマキリ爺さんなどで楽しみ、稲刈り鎌の使い方を、ペンギンになって学んでから、稲刈り開始。子供たちは刈り役。母親たちは、ひもで縛る役目となり、親子一体で刈り取っていく。広大な稲の田んぼであったが、地道に刈り取ること、1時間で刈り終えた。あぜ道でブドウのおやつを食べた後、ハゼかけ作業。大量の稲束も、あっという間に、見事なハゼ掛けの姿になり、無事取り入れ終了。今日の昼食は、ぼたもち、黄な粉餅、山栗ペースト餅の3種類に、持ち寄り野菜味噌汁、持ち寄り漬物。こちらは、ただ食べるだけではなく、味噌汁は田んぼでおかまで作り、そして、クライマックスは、母親たちが、時代劇風🍡屋の茶店を小芝居で演じて下さり、おてもやんの踊りもあり、大いに盛り上がった。そして、おいしいおはぎをたくさん満喫した。
年長児引き続きお泊り保育。 年長児は、引き続き大地で楽しむ。五右衛門風呂の火を焚き、夕食の高級カレーの準備や、100パーセントブドウとリンゴの生ジュース作りなどを満喫し、銀のカレー用食器を準備した。昨日収穫した個人用枝豆も作り、準備ができる間、五右衛門風呂を楽しむ。午後6時夕食を楽しみ、その後テントを立て、テントで遊ぶ。7時、暗い中、ヘッドライトをつけて散歩。星と三日月が美しい。UFOの話をしたり、飛行士に出会ったりの散歩を楽しみ、帰ってきてまた五右衛門風呂を楽しみ、テントに入り、お話をしてもらい、8時就寝。
10月7日(金)
年長児は、朝5時半起床。すぐに五右衛門風呂に入り、盛り上がる。朝の散歩をしてから、朝食。ガラスの器に、ごはんを入れ、その上に昨晩のカレーを載せ、その上にチーズをふりかけ、オーブンで温めて、おいしい朝食の出来上がり。朝食後再び、五右衛門風呂に入り、他の子供たちの朝の登園を待った。
昨晩、青ちゃんがさんま釣りに出かけ、釣ったさんまを玄関に下げておいた。今日は、さんま給食。アカデミーと年少児が、ごはんや味噌汁を作っている午前中、年中年長児は、リヤカーを引いて、2キロ離れたライスセンターまで、お米モミ30キロ入りのモミ俵33俵をリヤカーで運びに出かける。車道では、ロープをつけてブレーキをしたりして、現在では珍しいリヤカーが周囲のドライバーの注目の中を子供たちは曳いていった。まず13俵。重さ400キロ。これを約2キロ、命がけ、汗びっしょりで、子供たちだけで曳いていった。すごいパワー。昔は、これが普通だったのだろう。軽トラもトラクターもなかった時代。無事、土蔵にお米を入れ、最後は、大地の雑木林の急坂を引き上げた。待っていたのは、さんまの焼けるにおい。たっぷりと、かまどお釜ごはん、味噌汁、さんまを満喫した。午後は、アカデミーと年長児で、もう一回米俵を運んだ。特に、年長児は、2回この米運びを行った。昨日からの労働量、緊張感は、半端ではなかった。