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1月30日(火)

年長児お泊まり保育。と言っても、特別なことをするわけでなく、いつもよりも長く大地を楽しむといった感じで、シュラフだけを持って登園。2時半過ぎに、夕食の豆乳シチュー作りをして、ぞうきんがけの掃除、そして夕方の雪遊びをしたら、もう夕食。そとを見たら見事な満月と白夜のような明るさ。早速クロカンで夜の散歩にいくことを思いつき、ウェアに着替えてくろかんをはく。ヘッドライトを持ったが、あまりの明るさに必要なし。この月明かりの美しさは、思わず酔いしれるほどの幻想的な世界であった。引き締まった空気、静寂、白い世界、子ども達の影、こんな場所にいることが信じられないほどの世界。時を忘れて、2時間もクロカン散歩を楽しんでしまった。8時に戻り、着替えもしないでシュラフに潜り込み、お話を聞いて、8時半就寝。薪ストーブの温かさで朝までぐっすり。

1月31日(水)

 6時半起床。薪ストーブでパンを焼いて食べ、7時半にはつららを食べたり、そり遊びをしたりして、年中年少児を迎える。今日の雪遊びは、先日親子雪遊びで作ったテーブルや鎌倉でたっぷり遊び、そこでお弁当を楽しんだ。

2月1日(木)

年中年少児クロカン。年少児も十分うまくなり、自由自在に走り回っている。今日は、一足早い節分。玄関には、豆がらと柊の葉と鰯が飾られている。昼食時に、火鉢で鰯を焼き、鬼の嫌いな鰯の匂いが充満する。午後は、子ども達が育てた大豆を薪ストーブの上で煎ってから、持参した升に入れて、豆まきを楽しんだ。もちろん、大地では、鬼は登場しない。姿形は見えないものを想像して欲しい(ファンタジックな心の想像)という願いである。

2月2日(金)

年少年中と年長に分かれ、暖かい保温弁当に昨日から仕込んだかれーを入れて雪山散歩に出かけた。

年長児は、大地OBが眠る慰霊碑がある山へそりをひきながら、まさにバックカントリーを楽しむ。カモシカやウサギの足跡しかない杉林を延々と登ること1時間。静寂と薄暗い杉林を登り、きつい斜面のにある慰霊碑を、皆で堀りおこし、線香や花を飾る。現在、大地をお手伝いして下さっているスタッフの息子さんの慰霊碑である。ここで一緒にホカホカ熱々のカレー弁当を食べ、帰りはキャきゃー言いながらそりで滑り降りてきた。

年少年中児は、冬の天神さんへ向かう。こちらの雑木林は明るく美しい。暖かい日差しを浴びながら天神さんの境内でたっぷり雪遊び。もちろん熱々のカレー弁当を雪の上で美味しく頂いた。