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8月24日(月)

新学期開始。にじみ絵を落ち着いて楽しむ。外は猛暑だが、大地の室内は涼しい。2学期から、裂き折りが本格的にスタート。小学部の小学生に教えられて、年長児を中心に、裂き折りが盛り上がってスタート。

8月25日(火)

暑さが続く。涼しい木陰で泥遊び。隣では、大地の森の特殊伐採が行われており、その作業を惚れ惚れしながら眺めての泥遊び。ロープですいすいと木の上に上ったり、伐採された丸太が、ロープを伝わって滑り降りてくる光景に驚いていた。

 

8月26日(水)

相変わらず猛暑が続く。連日の泥遊び。昨日の泥遊びの名残があり、昨日よりも更にパワーアップしての遊びが続いた。

8月27日(木)

暑い中、ジャガイモ掘りが行われた。自然農で、何度も土寄せをしたジャガイモが育った。もちろん、収穫したてのじゃがいもを、すぐに竈で、フライドポテトにして、子ども達の口に入った。その格別のうまさは、言うまでもない。

8月28日(金)

猛暑の中、田んぼへ ヒエ取りに出かける。無農薬栽培3年目。チェーン除草でやっても、いよいよヒエが出てくるようになる。夏休み中の3度に続き、4回目のヒエ取り。背丈に伸びた稲の中で、小学部と年長児で奮闘してくれた。昼食は、待望の流しそうめん。森の木陰で、大いに盛り上がった。午後からは、いよいよ年長児を中心に、かかし作りが始まった。

8月30日(日) 笹ヶ峰親子遠足。

今年の親子遠足は、妙高高原笹ヶ峰でのピクニック遠足。標高1200㍍、気温22度の快適な高原で、じっくりゆったりペースで、素朴なありのままの自然と対峙する、赤ちゃんから大人まで、同じペースで24家族が一体となって、離れることなく、全員が共有できることを目的とした。そして、奇抜な事や無理に遊びを誘導することなく、そのままの環境に、親子で対座して時間が展開していくことを期待した。

美しい木陰で童歌であそび、トンボを捕まえながら歩き、草を食む牛を見ながら、湧き水としびれるほどの小川に到着。連日の猛暑が嘘のように、長袖がほしくなるような涼しさの中、水遊びに興じる。再び歩き始め、小川の滝壺に飛び込んだり、池で泳いだりして、父親達が子供用にはしゃいで盛り上がっている。青空、緑の牧場、焼山や金山連峰、ワレモコウ、どこを見ても美しい光景が続く。午後1時昼食。広い高原の大木の木陰で、ゆっくりした昼食を楽しむ。その後は、半径100メートルはありそうな緑のエリアの中で(もちろん、遊具も何もない)、木登りやたこあげなど、大人が誘導することなく、自然発生的に遊びが生まれてきた。こんな遊びの時には、静けさがある。大地にはない広大な規模の美しい穏やかな自然のなかで、ここでしかできない過ごし方が展開、そしてそんな光景が見れた一日であった。