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3月18日(月)

3学期最終週を迎えた。週末に、間伐薪割りをしたので、皆で薪積み薪運びを行う。大地の敷地内や私道内を軽トラに積み、薪を移動させて、ひたすら薪運びを行った。同時に、林檎の剪定枝も集めた。

3月19日(火)

最終日。林檎畑で剪定枝を燃やして遊んだ。春の日差しが戻り、皆スキーウェアを脱いで、終日たっぷり遊んだ。明日は 巣立ちの会、卒業式であるが、そのための練習や準備もなく、最後まで、普段通りに遊ぶのが、大地である。子ども時代は、日常が最高の楽しみであり、準備の為の人生を送って欲しくないと言うのが願いである。

3月20日(祝)巣立ちの会

朝から真冬のような雪となった卒業式巣立ちの会。玄関の福寿草が雪に覆われた。8時半、皆が勢揃いして、巣立ちの会開始。この日のためへの子どもたちの準備は全くなし。誕生会のように入場し、6本のロウソクに次々に火が灯され、それぞれの子どもの人形劇で、3年間の軌跡が演じられた。子どもたちの紙すきの卒業証書、大地の思い出の品物、卒業制作などが披露され、誕生会につきもののワッフルを頂く。そして、大地歌 あしおと を歌い 無事終了。その後、写真を撮ったりしてから、簡単なおやつタイム。大地からの、思い出のおやつ 味噌ラーメン 大地のベーコン そして 石窯ホットドッグ  青ちゃん石窯スイーツをプレゼントさせた頂いた。保護者からは、子どもたちが遊びで使える前掛けを頂いた。11時、青空が一瞬広がる中、それぞれの思い出を胸に解散となった。その後、暴風雪 嵐となった波乱の1日となった。

3月21日(木) おおぞら卒業式

昨日 巣立ちの会終了後、スタッフ職員会議そして慰労会が、暴風雪と嵐の中、室内で行われた。餃子を皆で120以上作り、ラーメンやパンなどを準備して行った。皆で一緒に作り話しするこの過程が、最高の会議だと考える。夕方まで、大地の教育などを話して楽しんだ。

朝7時のコメダ珈琲。昨夜からの吹雪。朝4時、季節外れの大雪となり、除雪。暗闇と明るくなる大好きな夜明けの中、6時半 除雪終了。パソコンや資料を持ち、車を走らせ、7時には コメダ珈琲。ここで3時間、24日から始まるキャンプの準備会議をじっくり行う。場所を変えると 気分が変わり引き締まる。旅行に来ているような気分となる。その後、キャンプの食料の買い付け 妻は美容院 青ちゃんは 整骨院で身体の調整、3時に大地へ戻る。その後、4時からの おおぞらさんの卒業式の準備。

急遽、2日前に企画したおおぞらさん卒業式。さすが 長年大地にいるだけに、その準備企画実践力は素晴らしい保護者達である。大雪にもかかわらず、真冬並の野外で夕方から行う。小学生らしく、お店屋さんごっこと称して、自分たちで夕ご飯を作ってきてお店をオープン。保護者達もそれぞれお店を出していた。その中で、たっぷり冬の縁日を楽しみ、暗闇が迫ると、小学生達は、焚き火を囲んで、ノンタン母さんのお話を2つ聴いた。空には、美しいお月さまと星が輝いている。お月さまのはなしと豆粒の上にねたお姫様 の2話。その後、全員で焚き火を囲んでいると、次々にトーチングを持った父親が登場し、焚き火を火をつけて、真っ白な雪をバックに、トーチング。ギターにあわせて 花が咲く の歌のなか、その美しさを堪能。そして、その炎をバックに、3人の卒業生への証書授与が行われた。その後、トーチングが雪の中に飛んでいき、焚き火を囲んで、あしおとをうたった。

最後は、全員で雪のスロープを、運動会のように走った。まさに白夜。月の明かりの照らされて、影が映るほどの白夜。この春中学に進む卒業生が、年長のお泊まり保育の時も美しい白夜で、夜のクロカンを、ヘッドライト無しで楽しんだ時と、まさに同じであった。

さすが、大地流を共に楽しんできた保護者子どもたちは、自然の楽しみ方 味わい方、そのセンス ノリの良さは素晴らしい。そして、自然が味方をしてくれる。素晴らしい夜!!